面倒な洗い物を楽にしてくれる、食洗機は便利ですよね。
手荒れも気にせず、節水にもなる食洗機は、一度使うと手放せなくなります。
毎日使っている、まな板も食洗機で洗えたら便利だけど…
まな板を食洗機で洗っても良いのか、と考えていませんか?
木製やプラスチック製など、素材によって洗う方法を変える必要があるか?
どんな素材でも、食洗機を使って大丈夫なの?と悩むことはないでしょうか。
まな板を食洗器で洗う方法があれば、知りたいですよね。
実は、まな板を毎日使っていると、不衛生(ふえいせい)になりがちです。
まな板は、使用頻度(しようひんど)の高いものなので、清潔(せいけつ)に保ち、長く使いたいですよね。
今回は、まな板を食洗機で洗う正しい方法と、除菌についてもご紹介します。
まな板を食洗機で洗う方法
食洗機対応のまな板であれば、食器と一緒に洗うことができます。
まな板の両面の汚れを、軽く水洗いしてから、食洗機に入れて洗うだけです。
あとは、食洗機用の洗剤を入れ、いつもと同じ運転コースを選びます。
しかし、まな板の種類によっては、熱に耐えられなくなり、変形してしまう可能性があります。
めんどくさがり屋の私は、大丈夫だろうと思い、食洗機に対応していないまな板を食洗機に入れました。
想像通り変形してしまい、家族にも怒られて、後悔したことがあります。
まずは、今使ってるまな板が食洗機対応のものなのか、確認してみましょう。
食洗機を使って洗うと、面倒な手洗いをしないで済むので嬉しいですよね。
まな板を食洗機で洗うと曲がる?
まな板を食洗機で洗うと、曲がるのではないか…と不安に思いませんか?
結論、食洗機対応のまな板の場合、曲がる可能性は低いでしょう。
もちろん、食洗機に対応していない場合は、食洗機で洗うことが曲がる原因になりますよね。
ここでは、特にプラスチック製のまな板が、曲がる主な原因の説明と直す方法をご紹介していきます。
まな板が曲がる原因
まな板といえば、白いプラスチック製のものが頭に浮かびませんか?
私が子どもの頃、母は、白いプラスチック製のまな板を使っていました。
母が料理している印象が強いせいか、まな板といえば、白いプラスチック製のものを想像してしまいます。
市販されている、プラスチック製のまな板の多くは、樹脂(じゅし)で作られているようです。
樹脂(じゅし)は、熱を加えることによって柔らかく、冷えることで固くなる特徴があります。
そのため、食洗機の温水に耐えらず、まな板が曲がるというケースが出てくるのです。
食洗機のお湯の温度は、60℃~80℃の設定が一般的だと言われています。
耐熱温度が80℃以下のまな板は、食洗機の中で、柔らかくなる可能性があるでしょう。
食洗機のラックに立てかけた状態で洗うと、柔らかくなったまな板は、重さもあり、少しずつ曲がるのです。
そのまま、冷えて固まってしまうことで、まな板が変形してしまいます。
ただ、短時間の加熱であれば、まな板が曲がる心配は、ほとんどありません。
まな板全体にお湯をかけて、殺菌(じょきん)をする程度では、柔らかく変形することはないでしょう。
まな板が曲がったときの直し方
曲がったままのまな板を使っていたり、曲がったまな板を放置していませんか?
曲がったまな板を使用していると、食材をカットするときに、包丁がずれてケガにも繋(つな)がります。
曲がったまな板が、プラスチック製の場合、直せる可能性があるのです。
ここでは、ご家庭でできる、プラスチック製のまな板の直し方をご紹介します。
まずは、まな板全体を温めるために、熱湯に浸(つ)けましょう。
まな板が温まったら、平らな場所に置き、荷重をかけます。
このとき、やけどをしないように十分に注意しましょう。
まな板を熱湯(ねっとう)で温め、荷重(かじゅう)をかけたら、常温になるまで放置して、作業は完了です。
熱でまな板を柔らかくして、平らに戻して、固めるということですね。
そのため、まな板の耐熱温度が100℃を超えると、家庭では直すことができません。
まな板の種類によっては、直らない場合もありますが、試してみる価値はあると思います。
まな板を食洗機で洗う場合、どんな素材でもOK?
まな板を選ぶとき、木製かプラスチック製か、悩んでしまいますよね。
料理が趣味だから、木のまな板が好みだけど、手入れが面倒なんだよね…
食洗機で洗っても変形しない、プラスチックのまな板はあるのかしら
仕事と家事で忙しいので、食洗機で簡単に洗えるまな板が欲しいわ
最近では、木製、プラスチック製ともに、食洗機対応のものが増えているようです。
食洗機対応のものを探していても、優柔不断の私は、なかなか決めることができませんでした。
私のように、長い時間を掛けても、なかなか決められないときはありませんか?
どの素材のまな板にするか悩んでいる方が、比較しやすいように、木製とプラスチック製の特徴をまとめました。
ここからは、木製とプラスチック製のまな板の特徴について、ご紹介していきます。
木製のまな板の特徴
木製のまな板は、手にも馴染みやすく、包丁への負担も少ないです。
あなたは、長く愛用している、木のまな板を持っていませんか?
暖かみのある木の素材は、おしゃれなキッチンに置いていても、自然に馴染むのが嬉しいですよね。
柔らかい木のまな板は、包丁に優しく、手が疲れにくいことから、料理好きの方に人気があるようです。
ただ、プラスチックのまな板と比較すると、カビが生えやすいなどデメリットもあります。
ここでは、木製のまな板の特徴を、簡単にまとめてみました。
- 木製のまな板の柔らかさは、包丁への負担が少ない
- 包丁の傷が目立ちにくい
- 曲がりにくい
- 木の香りがする
- カビが生えやすいので、きちんとした手入れが必要
木製のまな板を手で洗う方法
木製のまな板の洗い方の基本は、タワシで洗うことです。
食器洗い用のスポンジで洗うよりも、タワシでゴシゴシ洗い方が汚れを取ってくれます。
木の素材は、薬品に弱いので、決して、漂白剤を使わないようにしてください。
漂白剤を使用してしまうと、黒ずみや変色の可能性があります。
木製のまな板を洗う方法を、簡単に説明するので、参考にしてみてください。
肉や魚以外の、野菜や果物だけに使った場合は、水洗いだけでも問題ありません。
また、乾燥させるときは、直射日光に当てないように気を付けましょう。
直射日光に当てると、まな板が曲がってしまったり、割れたりする原因になってしまいます。
毎回のお手入れは、少し面倒だと感じたかもしれません。
しかし、木製のまな板は正しく手入れをすることで、何年も使うことができます。
定期的に買い替えても良いですが、同じものを大切に、長く使うことも素敵なことではないでしょうか。
木製のまな板を食洗機で洗う時の注意点
木製のまな板は、食洗機に対応していないのでは?と思いますよね。
最近では、食洗機対応の商品が多く販売されており、人気も高いようです。
木製のまな板は、プラスチックのもに比べて、手入れがめんどくさいと思われることが多いでしょう。
食洗機対応であれば、手軽に使うことができるので、嬉しいですよね。
対応可能なまな板の場合、曲がるなどの変形や、ひび割れなどの問題を起こすことはないでしょう。
しかし、対応していない木製のまな板を食洗機で洗うと、変形やひび割れの原因になります。
水分を含んだままで、乾燥させると、木が変形する可能性が出てくるからです。
食洗機を使用する前に、対応しているか確認をするといいですね。
プラスチック製のまな板の特徴
一般的に、よく見かけるのは、プラスチック製のまな板が多いのではないでしょうか。
なんといっても、手入れが簡単で、価格も手ごろなのが嬉しいですよね。
- 漂白剤やアルコールを使えるので、気軽に手入れができる
- 軽量
- お手頃な価格のものが多い
プラスチック製のまな板を手で洗う方法
プラスチック製のまな板は、調理後、食器用洗剤で洗うことが基本になります。
しかし、プラスチック製のまな板は、包丁の刃で傷がつきやすです。
まな板の小さな傷に残った食材などから、雑菌が繁殖(はんしょく)し、カビや黒ずみの原因になります。
肉や魚を使用した後は、雑菌が付着しやすいので、食中毒の不安もありますよね。
そのため、プラスチック製のまな板も、定期的に除菌をして手入れをする必要があります。
特に、肉や魚に使用した後は、除菌をすることをおすすめします。
生肉や生魚のタンパク質は、熱湯をかけると固まるので、カットした直後には使用しない方が良いでしょう。
熱湯消毒をする場合は、食器用洗剤で汚れを洗い流してから、行うようにしてください。
また、料理をする前に、まな板を水で濡らし、水分を拭きとってから使うようにしましょう。
まな板に食材のにおいが、付きにくくなるようです。
プラスチック製のまな板を食洗機で洗う時の注意点
木製のまな板と同様、必ず、食洗機対応だということを確認します。
食洗機に対応していない、まな板は、手洗いをしましょう。
また、食洗機対応のまな板を購入する際は、サイズもチェックしてください。
いくら食洗機対応のまな板でも、ご自宅の食洗機に入らなければ、意味がありませんよね。
まな板を食洗機で洗うときの除菌効果
まな板は、肉や魚、野菜などの食材を直接置いて使うものなので、食中毒などの不安もありますよね。
キッチン用品の中でも、また板は、特に清潔に保ちたいのではないでしょうか。
ちょっとした汚れでも、雑菌が発生しやすいので、しっかりと手入れや除菌をすることが大切です。
まな板を手で洗う場合、熱湯やアルコール、漂白剤などで除菌をする必要があります。
家庭用のスポンジには、多くの細菌が付着していると言われているので、除菌は必須です。
そんなことを言われても、毎回、まな板を除菌するのは面倒ですよね…
実は、まな板を高温の食洗機で洗うことで、除菌効果が期待できます。
食洗機では、60℃~80℃の温度のお湯で洗うので、除菌効果があるようです。
ご自宅のまな板が食洗機対応であれば、早速、食洗機を使ってみましょう。
除菌効果がある食洗機は、手荒れや面倒な食器洗いも簡単にできるので、本当に便利ですよね。
ご自宅のまな板が食洗機に対応していなければ、この機会に新しく購入してみても良いでしょう。
最近は、食洗機対応のまな板の種類も増えているようです。
ここでは、私のおすすめの食洗機に対応したヒノキのまな板を紹介します。
手入れが大変だと思われがちな木のまな板ですが、こちらは乾きが速く、軽いのが特徴です。
食洗機から、ふわっと香るヒノキの匂いにも癒され、家事が楽しくなります。
まとめ
- 食洗機対応のまな板であれば、素材に関係なく食洗機で洗うことができる(食洗機対応か要確認)
- まな板を食洗機で洗うことで、除菌効果がある
- まな板を洗う方法は、木製、プラスチック製で異なる(手入れ方法の注意点を理解しよう)
- 最近は、木製、プラスチック製ともに、食洗機で洗うことができるまな板が増えている
- 食中毒の可能性もあるので、定期的なまな板の除菌が必要である
まな板を食洗機で洗うことで、除菌効果もあり、簡単に手入れできることは嬉しいですよね。
最近では、木製やプラスチック製に関わらず、食洗機対応のものが増えています。
食洗機を使用することで、簡単にまな板の除菌を行うこともできますね。
今回の記事を参考に、食洗機対応の購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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