ガスコンロの掃除のやり方は材質で変わる?!迷ったらコレを使って!

キッチン

あなたのキッチンのガスコンロはきれいに掃除できていますか?

やり方がわからないから残していたらベタベタがどうしようもなくなっていたり、掃除しようにもパーツが多くてちんぷんかんぷん…なんてことはないでしょうか

それ、昔の私です。

ガスコンロって汚れたままにしておくととても危険なんです。

火の出口がつまって点火不良が起こったり、一酸化炭素が発生したり、最悪の場合火事になってしまうこともありえます。

そうなっては大変、でもめんどくさがりで不器用な私にもできる掃除のやり方ってないかな?と色々調べました。

その結果、細かいことは言わず、あなたのご家庭でも使える掃除のやり方をみつけました。

あなたもこのやり方でガスコンロを掃除してみてはいかがでしょうか?

スポンサーリンク
※当ブログはアフェリエイト広告を掲載しています。
※当ブログはアフェリエイト広告を掲載しています。

ガスコンロの掃除のやり方がわからないときはお湯を使おう

ガスコンロの掃除のやり方で調べるとぶつかる大きな壁は『天板の素材は何か?』ということではないでしょうか。

ガスコンロの天板、あの平らな部分に使われる素材はガスコンロによってさまざまです。

ガラストップ、ガラスコート、ホーロー、フッ素コート…それぞれ材質にあわせて使う道具や洗剤を変えなければいません。

何が困るって、使う道具ややり方を間違えるとガスコンロそのものに傷がついてしまうことです。

傷がつくとそこに汚れがたまって、どんどん掃除がしづらくなってしまうという悪循環に陥(おちい)ってしまいます。

でもうちのガスコンロが何でできてるかなんかわからないな。

もしあなたの手元にガスコンロの取扱説明書があるならそれを読んでみましょう。

ガスコンロの材質も手入れのやり方も載(の)っているはず。

説明書なんて手元にないし、型番もわからないからネット検索もできないよ…

部屋に備え付けだったり、譲(ゆず)ってもらったりで説明書が手元にない場合も多々あると思います。

そんなあなたにおすすめしたいのが『お湯』を使った掃除方法です。

お湯ならお金も手間もかけずに用意できますよね。

準備も簡単な熱湯で油汚れは浮かせて落とそう!

ガスコンロの汚れとは、大きく次の2種類にわけられます。

  • 炒め物や揚げ物から飛び散った油汚れ
  • こぼれた料理が熱と乾燥で固まった焦げつき汚れ

これはそれぞれ素材にあった洗剤やクレンザーなどの研磨剤を使う必要があります。

素材がわからないとき、とりあえず今すぐとりかかりたいとき、そんな場合はお湯を試してください。

お湯を使えば固まっている油もとけて浮いてきます。焦げつき乾燥した部分もふやけて柔らかくなるんです。

ガスコンロの汚れが簡単に落とせるようになるんですね!

それではお湯を使った具体的な掃除のやり方を説明していきますね。

掃除に必要なアイテム
  • お湯(40度以上)
  • スポンジ
  • 雑巾など柔らかい布
  • 洗面器や洗い桶(おけ)、袋などつけ置きできるもの
  • ゴム手袋またはビニール手袋(なくてもよい)
  • 古い歯ブラシや竹串、つまようじ(なくてもよい)
掃除の手順
  1. ガスコンロの取れるパーツは全て取る
  2. お湯を汚れている部分にかける
  3. 1分ほどまつ
  4. スポンジなどでこする
  5. 布でふき取る
  6. 乾拭きして仕上げ

お湯は沸かしたものでも蛇口からでてくるものでも構いません。

熱湯を使うときは火傷に気をつけて取り組んでくださいね。

私はコーヒーを飲むために沸かしたお湯の残りでいつも掃除しています。

柔らかい布というのは洗ったあとのガスコンロを拭いたりするためのものです。

汚してもいい、捨ててもいい布を用意してください。使い古したタオルなんかがおすすめです。

洗面器や洗い桶は取り外したパーツをつけ置きするために使います。

熱湯を使う場合には耐熱温度を気にしてくださいね。ビニール手袋を使う場合も同様です。

また手袋はなくてもいいのですが、あった方がためらいなく汚い場所に手を突っ込めます。

結果として掃除がとてもはかどるので用意するのをおすすめします。

古い歯ブラシなどは細かい場所を掃除するために使います。

こちらがない場合は仕方がないので、スポンジなどで頑張ってみましょう。

ここからは詳しい手順の説明です。

ガスコンロの取れるパーツは全て取る

ガスコンロについている五徳(ごとく)や汁受け皿、排気カバーなど外せるものは外してしまいましょう。

手で取れるような汚れやゴミがある場合は、取っておいてくださいね。

五徳や汁受け皿はこのあと洗うので、桶や袋にいれておくのがおすすめです。

お湯を汚れている部分にかける

天板の汚れているところにお湯をかけて、次に洗面器にお湯をはっていきます。

この順番でとりかかることで、洗面器にお湯をはっている間に天板の汚れが浮いてきます。

次の待つ項目をとばしてすぐに作業にとりかかれますよ。

天板にかけるお湯の量が多いと水浸しになって後々大変なので『汚れているところにちょっとかける』ぐらいの控えめな気持ちでいきましょう。

お湯の温度は40度以上であればこだわりはありません。

熱めに設定した蛇口から出てくるお湯でも大丈夫です。

ただし熱湯を使う場合は火傷に気をつけてくださいね。

ビニールに熱湯をかけると溶けたり穴が開いたりの大惨事になるので、そちらも気をつけてください。

1分ほど待つ

汚れにお湯がなじむまで少し待ちます。次に使うスポンジや布の準備はここでしちゃいましょう。

といっても、五徳にお湯をかけるなどの作業で1分経ってしまうので、天板の掃除にすぐ取り掛かれます。

熱湯をかけてしまった人はここで触(さわ)れる温度になるまで待ってくださいね。

スポンジなどでこする

汚れている部分をスポンジでこすります。こまかい溝なんかは歯ブラシや竹串、つまようじなどを使いましょう。

このとき素手でこするのは心理的に抵抗があると思うので、ゴム手袋やビニール手袋の着用がおすすめです。

重ねて言いますが、熱くなっている場合は火傷に気をつけてくださいね。

ここで火傷すると水浸しのコンロを前にモチベーションが下がってしまい途方にくれることになってしまいます…

布でふき取る

汚れと水分を布で取っていきます。布で吸い上げてしぼって、またふき取って布を洗ってしぼって…の繰り返しです。

綺麗な天板が見えてくるのでとても気持ちのいい瞬間です。

乾拭きして仕上げ

汚れを全部ぬぐい取れたら乾いた布で水分をふき取りましょう。

水分が残ったまま使うとそこにまた汚れがついたり、ガス代が余分にかかったりするからです。

これで天板の掃除は完了です。ガスコンロの掃除は半分終わったようなものですね。

この間につけ置きしておいたものの汚れもふやけています。次はそちらの掃除に取り掛かりましょう。

といっても手順は同じ、汚れているところをスポンジでこすってシンクのお湯で流すだけです。

最後には水分をふき取って取り外したパーツを元の場所に戻してください。

これでガスコンロ全体の掃除ができましたね。

ガスコンロの掃除で頑固な汚れには重曹を使う

どうしましょう、お湯につけても取れない汚れが残っちゃいました!

そんなときは重曹を試してみてください。

重曹を水に溶かした『重曹水』は弱アルカリ性で、たんぱく質を分解したり、油を乳化(にゅうか)する働きを持っています。

つまり重曹水はガスコンロの掃除にぴったりなんです。

それに重曹は自然界や人間の体内にも存在する物質です。

重曹水を川や海に流しても汚染する心配がないんですね。

もちろんうっかり口に入ってしまっても問題ありません。

掃除用の重曹ならダイソーやセリアといった100円均一でも売られているので、手に入れやすいのではないでしょうか。

重曹水の作り方

用意するもの
  • 重曹
  • 水もしくはぬるま湯
  • スプレーボトル
重曹水の作り方
  1. スプレーボトルに水を100cc入れる。
  2. スプレーボトルに重曹を小さじ1杯加える。
  3. フタをして振ってとかす。

これだけで完成です!とっても簡単なんです。

ちなみにキッチンスケールがあるなら重さを量って作ることもできます。

その場合は水を100g、重曹を5gで作ってみてください。

重曹を使った掃除方法

作るのが簡単な重曹水は使い方もいたってシンプル。

ガスコンロの汚れている部分にしゅしゅっと吹きかけるだけなんです。

すでに水や油で湿っている汚れには、重曹水じゃなくて直接重曹の粉をかけても構いません。

少し待つだけで汚れが重曹水と中和してやわらかくなります。

そうなったらスポンジや歯ブラシでこすって汚れを落としましょう。

あとはお湯のときと同じように布で汚れをふき取り、乾いた布で水分を取るだけです。

終わったらパーツをもとに戻してガスコンロの掃除完了です。

作業で気をつけたほうがいいことってありますか?

重曹水を使っているときは強くこすらないことです。

重曹は粒子が細かく、水にもお湯にも溶けにくい物質なんです。

なので重曹水には研磨剤のような効果が発生します。

重曹水をかけたところは強くスポンジでこすると、天板や五徳に傷がついてしまうんです。

するっととれないような汚れが残っていても、無理せず深追いしすぎないようにしてくださいね。

じゃあ取れなかった汚れはどうすれば…

それは次の項目で説明しましょう。

ガスコンロの掃除の強敵、五徳などの強い汚れへの対策

ここまでお湯を使った掃除方法と重曹を使ったガスコンロの掃除方法を紹介してきました。

けれど、それだけでは落ちない汚れがガスコンロにはあるんです。

特に五徳なんかは常に火があたり続けているせいか、焦げつき汚れがこびりついて取れないことがあるんですよね…

こうなってしまったらお湯と重曹の合わせ技で対抗しましょう!

鍋を使って重曹水で五徳を煮ちゃうんです。

そんなことができるんですか?!

重曹水は加熱すると二酸化炭素が発生します。ぷくぷくと泡が出てくるんです。

この泡が汚れを浮き上がらせてくれます。もともと持っている油汚れを分解する力とあわさって、頑固な汚れもスルッととれちゃいますよ。

沸騰させて洗うときの具体的な手順

用意
  • 五徳が入るサイズのお鍋
  • 重曹
洗う手順
  1. お鍋に水を1L、重曹を大匙2杯いれ加熱する。
  2. 沸騰したら使っていないコンロの五徳を入れる。
  3. そのまま5分ぐらい煮る。
  4. 火を消して触れる温度になるまで置いておく。
  5. 五徳を取り出してスポンジで残った汚れをこする。
  6. 洗い流して乾いた布巾でふく

お鍋は料理用とは別のものを用意しましょう。

うちでは使い古してぼろぼろのお鍋を五徳洗い専用にしています。

割り切ってダイソーで安い鍋を買っちゃおうかな。

それもいいですね。買うときは五徳が入るサイズか確認を忘れないようにしてくださいね。

ちなみに火を使った直後のガスコンロや五徳はとても熱くなってます。

今回使った五徳は次回の掃除に回すなどした方が気持ちが楽です。

全部のパーツを一度に洗えない、というのがこの方法の数少ない欠点かもしれえませんね。

ですが、普通にはなかなか落ちない汚れが落ちていく様子は、見ていて楽しくなってしまいますよ!

まとめ

  • ガスコンロの掃除のやり方は材質によって違う
  • お湯を使えばどんな素材のガスコンロでも掃除できる
  • お湯で落ちないときは重曹水を使う
  • それでも落ちないときはお鍋で煮て洗う

この記事ではお湯や重曹を使ったガスコンロの掃除のやり方を説明してきました。

ガスコンロは使われている材質によって掃除のやり方が変わってしまいますが、お湯と重曹ならどんな材質にも使えます。

あなたのガスコンロの掃除に困ったらぜひ試してみてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました