引っ越しでやることに掃除って必要?知って安心チェックリスト!

引っ越しのときやることは多く、そのなかで掃除はとくに必要です。

引っ越しは住む場所が変わるだけでなく、それにともなって手続きや準備がたくさんあります。

計画を立てるにも「やることが多すぎて大変」と重い腰がなかなか上がらないですよね。

あなたは「計画を立てているけれど、忘れていることがあったら大変」と、しっかり行動しようとして、準備されているからこそ、不安もあるのではないでしょうか。

そんなあなたのために、引っ越しのとき、掃除の必要性と引っ越しのやることリストについてまとめました。

したがって掃除で快適な環境を整えて、やることリストを参考に準備を進めることで、よりスムーズに引っ越しができると思います。

この記事が、これから引っ越しをするあなたの役に立つことができたら幸いです。

引っ越しでやることに掃除って必要?

今まで誰も住んでいなかった新築（しんちく）の家で掃除はやることなのか?

旧居（きゅうきょ）だけでなく、新居の掃除もやることなのか?とあなたは疑問を持っていませんか。

実は、旧居だけでなく、賃貸でも新築でも、新居の掃除は必要です。

新居の掃除をしないまま荷物を搬入（はんにゅう）してしまうと、家具や部屋が汚れた状態で暮らすことになってしまいます。

ドアや窓の開閉がなければ、部屋に湿気がこもっていてカビ臭くなっていることもあります。

引っ越し当日はバタバタしてしまい時間がないため、しっかり掃除をすることも、部屋の確認をすることも難しくなってしまいます。

そのため、新居の掃除は引っ越し前日までに済ませておくのが理想的です。

私の場合、アパートの入居前の掃除には手を抜いていました。

まさか新居にはほこりや汚れ問題があったとは、全く考えていなかったからです。

そんな失敗をせず、これから引っ越しを予定しているあなたには気持ちよく新しい生活を始めてほしいです。

新居への引っ越しで掃除が必要な理由

あなたは賃貸や新築の新居って、掃除をしなくても綺麗（きれい）だと思っていませんか。

家具もなく、生活感がない状態の空間は広々として解放感があり、それだけで特別な気分を味わえますよね。

そんな特別な気分を味わえる新居も、家具などを運び入れる前に掃除をした方がいいのです。

実は、上記のような理由で、目に見えないところにほこりが溜まっていたり、よく見ないと気づかない汚れがあったりします。

また、家のなかの空気を入れ替えるためにも、換気をする必要があります。

賃貸の場合、掃除をする際に傷や不具合を事前に確認して入居前に直してもらうと、よりスムーズに新しい生活を始めることができます。

一つ一つ確認し、快適な環境を整えるためにも掃除は必要ですね。

賃貸を退去するときの掃除

新居へ引っ越しする時に、借りていた部屋の掃除をして退去することをおすすめします。

理由として以下の項目があげられます。

敷金は家屋・部屋を借りる人が持ち主に預けておく保証金のことで、入居中の不注意、または故意で発生した汚損・傷・汚れなどの修繕費に充てられます。

私も今まで3回引っ越しを経験しましたが、どの部屋の退去時も丁寧な掃除を心がけていました。

掃除をしながら思い出を振り返ることができ、とても感慨深い時間を過ごせました。

賃貸の新居で入居前に確認すること

退去時に、入居前からあった傷や汚れを直すための費用を請求されるトラブルを防ぐためにも、掃除と同時に部屋の隅々まで確認しておくと安心ですね。

傷や汚れを見つけたときは、日付の入る写真で傷のある部分を撮影していくと、退去時の敷金返還(しききんへんかん）のときに役に立ちます。

引っ越し当日に新居に行ったら、前の入居者の荷物が残っていたということもあるようで、事前に掃除を行うことをきっかけに、部屋を確認しておくといいでしょう。

家具搬入前の大がかりな掃除として、汚れを防止する養生の作業、害虫処理、キッチンの防カビ処理、換気扇フィルターの設置などが挙げられます。

床や壁の養生をすることで、家具搬入で部屋に傷をつけない対策ができますよ。

新築へ引っ越しする前の掃除

新築の家でも、賃貸と同じように入居前に掃除をすることをおすすめします。

入居前に掃除をすることで、次の利点があげられます。

賃貸の入居前掃除と類似していますが、入居前に溜まっていたほこりや汚れを除去でき、さらに事前の対策ができます。

また最も重要であるのが換気です。換気は、塗料やニス、接着剤などのにおい対策と、シックハウス症候群対策のために行います。

入居前に鍵を入手したら、引っ越し当日より前に換気を行っておきましょう。

目に見えない空気の汚れはなかなか気づくことができません。

部屋のなかの空気やほこりを外に出して、空気を入れ替えるためにも、1時間以上換気するとよいでしょう。

空気を入れ替えておくことで、さらに気持ちよく新しい生活をスタートできると思います。

掃除をはじめるまえに

上記で引っ越しをする時、賃貸や新築の新居は掃除をした方がいいことをお伝えしました。

しかし新居の掃除をする前に、まずは事前にハウスクリーニングが入っている場所を確認することをおすすめします。

なぜなら入居前のハウスクリーニングは、部屋の隅々をきれいにしてくれるわけではありません。

クリーニング業者によって、限定的な場所しかクリーニングしてもらえない場合もあります。

業者の手が入っていない場所は自分で掃除する必要があるため、事前に管理会社等に確認し、クリーニングの状況を把握しておくといいかもしれません。

掃除に必要な道具と掃除の順序

引っ越しをする時、掃除が必要なことが分かりましたね。

では、掃除に必要な掃除道具と掃除の順序をご紹介いたします。

この順序を参考にすると、部屋の上の部分から掃除ができます。

換気をしながら掃除をするとより良いですね。

引っ越しでやることリスト!

引っ越しが決まり、やることがたくさんあって、いつまでに何をすればいいのか迷ってっしまいませんか。

たくさんやることがあっても、リストにしておけば安心ですね。

そこで掃除を含む引っ越しでやることを時期別のリストにしてまとめました。

「一つ一つやっていこう!」と計画的に行動しようとしているあなたに、ぜひ役立ててもらえたら幸いです。

引っ越し2週間から1ヶ月前にやる作業

引っ越しの2週間から1ヶ月前は、下の表に書いてあることをしましょう。

役所への届け出の期限は引っ越しする日の14日前から当日までですので、気をつけましょう。

やることがたくさんありますが、リストを作っておけば、安心ですね。

引っ越しの前日までにやること

いよいよ、翌日は引っ越しですが、まだやることがたくさんあります。

「明日は引っ越し」と思って焦ってしまうと、やることを忘れてしまいミスをしてしまう恐れがありますが、リストを作っておくことで、心配は無用ですね。

引っ越しの当日にやること

引っ越しの当日は、電気やガスなどの開閉の立ち合いなどもありますので、忙しいですがリストがあることで、落ち着いて対応ができますね。

引っ越しをした後にやること

無事引っ越しを済ませて、一安心ですが実は、引っ越しの後もやることがたくさんあるのです。

引っ越しが済んで気が緩んでしまっても、リストを作っておくことで、何をすればいいのか分かるので安心ですね。

リストを作っておけば安心なことが分かりました。

しかし引っ越しでやることをリストにすると、項目がとても多いことでやる気を継続させるのが、難しいのではないかと不安に思っていませんか。

やることがたくさんあるように見えますが、時期別でやることリストを進めていくと、効率的に準備でき、安心して引っ越しを遂行できるはずです。

何事も始めれば終わりがあります。新居での新しい生活を想像しながら、少しでも楽しく準備したいですね。

引っ越しでやることは荷造りを効率よく進める

荷造りに必要な道具と梱包素材

日引っ越してやることと言えば、荷造りですよね。

荷造りをする時に必要な物は、段ボールとテープだけでいいのでしょうか？

引っ越しの荷造りに必要な道具や梱包材料として次の物があります。

荷造りには、段ボールがたくさん必要ですよね。

しかし、いったいどれくらいの枚数を準備すればいいのか悩みませんか。

荷造りに必要なダンボールの枚数は、下記の式で算出できますので参考にしてください。

あなたは荷造りに必要な段ボールはどのように準備しますか？

スーパーなどのお店から貰ってきてもいいのですが、汚れていたり、小さい物しかなかったりします。

そこで、梱包しやすいように、ちょどいい大きさの段ボールを購入するのもいいですね。

ダンボールの主な購入先は主に3つあります。

・引っ越し業者

・ホームセンター

・通販サイト

引っ越し業者から購入する場合は、契約したプランに応じた枚数を購入でき、足りない場合は追加で発注することもできます。

不要となったダンボールを回収する業者もあることもメリットの一つです。

ホームセンターで購入する場合は、実物や形状を確かめたうえで購入できますが、自分で持ち帰る必要がります。

もし、あなたが車を持っていない場合、ホームセンターでの購入は難しいかもしれません。

しかし、場合によってはホームセンターの貸出車を借りることもできますので、それを利用するのもいいですね。

通販サイトの場合、豊富な種類から選択でき、自宅まで配送してもらえます。

特殊な形状・サイズの荷物を梱包したい場合、オーダーメイドできる通販サイトを選ぶといいですね。

価格としては、引っ越し業者が比較的割安で、ホームセンターは割高で、通販サイトはまとめ買いにすると割安になります。

荷物の大きさ・種類、箱の数など、あなたにぴったりのダンボール選びができるといいですね。

ダンボ―ルが不足すると、荷造りが中断してしまいます。

目安よりも少し多めにダンボールを用意することをおすすめします。

荷造りを始める順番

玄関の遠い部屋から荷造りを始めることがコツです。

玄関から近い部屋から手を付けてしまうと、ダンボールが玄関付近をふさいでしまい、部屋のなかを移動しにくくなってしまう可能性があります。

新居をイメージしながら荷造りすると効率的ですし、たのしい気分も味わえるのではないでしょうか。

引っ越し後、すぐ使うものはまとめて梱包（こんぽう）することもコツで、ダンボールの表面に梱包したものを書いておくひと手間は後々とても役に立つと思います。

貴重品は梱包しないこと、粗大ごみは早めに処分することも忘れないようにしたいですね。

知っておくと安心!アイテム別の詰め方

引っ越しの荷造りでやることとして、食器や靴（くつ）など様々なアイテムを包んで段ボールに入れます。

割れやすいお皿や、型崩れしてしまいそうな靴などはどのようにして詰めればいいのでしょうか。

そこで、アイテムごとの包み方や詰め方をご紹介いたします。

食器	一つ一つ新聞紙で包み、空いたスペースに緩衝材を詰めます。
家電	家電は引っ越し業者に梱包してもらえることがほとんどのため、データが保存されたパソコンや、レコーダーは念のためバックアップをしておくと安心です。
靴	汚れを落として、靴内部に型崩れ防止の詰め物を入れて、1足ずつ新聞紙で包み、ビニール袋に入れます。
本	詰めすぎて運べなくなってしまうのを防ぐため、できるだけ小さなダンボールに小分けにして詰めます。
小物	食品・化粧品・雑貨のようにグループごとに分けて詰めることで、荷解きの負担が軽くなります。
服	しわになるのを防ぐため、大きめのダンボールに梱包します。 シーズンオフの服から先に詰めることで、引っ越し後の服選びにも役に立ちます。 ダンボール表面に衣類の種類、季節を書いておくとよい良いでしょう。 引っ越し業者によっては、専用の衣装ケースやハンガーボックスを用意してくれることもあります。 服をたくさんお持ちの方は、引っ越し業者のサービス内容をチェックしておくといいですね。

引っ越し当日までに荷造りが終わらなかったとき

荷造りは引っ越しまでにやることと分かっていても、仕事の都合などで、荷造りができなかった時はどうなるか知っていますか。

実は梱包作業が終わっていない状態では、契約違反になってしまい、引っ越し業者に拒否されてしまうこともあり、キャンセル料も発生しています。

物件の退去日を後ろ倒しにすることは難しいため、効率よく荷造りを進めて、当日を迎えましょう。

とはいえ、あなたは荷造りの時間を十分に確保できますか?

もしさまざまな理由で時間の確保が難しいときは、荷造り代行サービスを利用してみてはいかがでしょうか。

また荷解き代行サービス、荷造り～荷解きまで代行してくれるサービスもあります。

必要であれば代行サービスを利用し、あなたに一番負担のない荷造りができる方法を選択できるといいですね。

引っ越しのやることで住所変更が必要なもの

引っ越しをする中でやることとして住所変更があります。

では、どんなことが住所変更が必要なのか調べてみました。

ライフライン関連の住所変更

引っ越しのやることとして、ライフライン関係の住所変更が必要になります。

これらは忘れると大変なので、しっかりと住所変更しておきましょう。

電気	水道
ガス	通信
携帯電話・固定電話	郵便物の転送手続き
NHK	CS放送
新聞

役所関連の住所変更

ライフライン関係の他に役所関連の住所変更があります。

こちらもとても大切ですので、必ず引っ越しのやることとして覚えておきましょう。

住民票

運転免許証、パスポート

車、バイクの登録

国民健康保険

印鑑登録

国民年金、厚生年金

義務教育期間の子どもの入学、転校手続き

引っ越しが済んだら、すぐに手続きすることをおすすめします。

保険関連の住所変更

保険関連の住所変更はつい忘れがちになってしまいます。

損害保険（住宅・火災・自動車）

生命保険

引っ越しが終わって落ち着いたらしようと思っていると忘れてしまう可能性がありますので、こちらも他の手続きと一緒に終わらせておきましょう。

その他の住所変

その他にも、住所変更が必要なものがあります。

クレジットカード、金融機関

ペットの登録

Amazon、楽天などのインターネットショッピングサイト、通信販売

クレジットカードや金融機関は気にして早めに住所変更をされるでしょう。

しかし、ペット保険などは後回しにして、忘れてしまいそうですね。

ペットも大切な家族の一員ですので、忘れず住所変更をしておきましょう。

引っ越し前に余裕をもって手続きすること

住所変更などは引っ越した後にしますが、引っ越しをする前に余裕を持ってしておいた方がいい手続きもあります。

インターネット契約の住所変更	新居での開通工事に1ヶ月近く時間がかかる場合があり、春先の引っ越しのときは混み合うので早めに手続きすることをおすすめします。
火災保険の住所変更	火災保険の補償の開始日（保険始期日）は物件の引き渡し日が目安になります。 不動産の引き渡しと同時にすべての責任は持ち主になるため、不動産の引き渡し日から補償されるように準備する必要があります。 そのためには、引き渡し前に火災保険を契約し、引き渡し日を保険始期日にしておくと安心です。

インターネットも引っ越しは済んだけど、手続きが遅くなってなかなか使えないのでは、悲しいですよね。

火災保険も、手続きが遅くなってしまい、保証のないときに万が一のことがあっては大変です。

これらは、引っ越しの日程が決まったら、早めに手続きをしておくと安心ですね。

引っ越しのやることで家族のケアも忘れずに

あなたが育児中の場合、引っ越しの時やることとして、子どものケアがあります。

引っ越し後の子どもは、環境の変化にストレスを感じてしまうため、ケアをしてあげる必要があります。

引っ越しからくる子供のストレスケアでやることとして、環境が変わることを事前に伝え、親が感じる不安を、子どもに感じさせないようにします。

また、子どもの気持ちを聞く機会を設（もう）け、新居付近に子どものお気に入りの場所を見つけておくといいですね。

上記の点に注意しながら、子どもとの時間も大切にできるといいと思います。

引っ越しのやることは荷造りや掃除だけでなく、子どものストレスケアもすごく大切なことなのです。

事前に新居の見学をして、家族で一緒に新しい生活を想像するのも楽しいのではないでしょうか。

引っ越しを、家族共通のお楽しみイベントとして心待ちにできるような工夫もできたらいいですね。

引っ越しをすると、子どもの交友関係が変わってしまいます。

近所に年齢の近い子どもがいるときは、挨拶する機会を持てるといいですね。

引っ越し前にかかりつけ医を探し候補をあげておくと、急な体調不良にも落ち着いて対応できます。

新居の周辺を散策しつつ、生活に必要な場所を知っておくと安心できますね。

子どもがいる家庭での引っ越しは、荷造り、手続きなど、親はやることがいっぱいです。

子どもが不安を感じるように、親も新しい生活に不安を感じることもあるでしょう。

そんなときこそ事前準備をしっかりして、少しでも心に余裕を持つことが助けになります。

家族みんなが笑顔の花を咲かせられるように、一緒に乗り越えられたらいいですね。

まとめ

• 引っ越しでやることに掃除が必要な理由は、目に見えないほこりや汚れがあるから。
• 旧居も新居も掃除をすることで、快適な新しい生活を始められる。
• 引っ越しやることリストを参考に、一つ一つ準備を進めると効率がいい。
• 引っ越しの荷造りは時期別に行い、引っ越し当日には終わっているようにしよう。
• 引っ越しでやることの住所変更は、新居の住所を覚えるいい機会になる。
• 引っ越しで子どものケアも忘れずに、家族で協力して準備しよう。

入居前も退去時も掃除が必要です。賃貸であれば「借りる前よりも美しく!」、新築であれば「いつまでも新築の状態を維持できるように!」を意識しましょう。

そうすることで、心も体も健康になれる生活を手に入れられるのではないでしょうか。

また新居での生活を快適にするために、これからお世話になる新居と仲良くなる第一歩として、細かい部分まで掃除をするといいと思います。

あなたの引っ越しが無事に遂行し、新しい生活が輝かしい日々になりますように。