一歳になると、やっと歩けるようになり、いろいろなところへ行くのが楽しくなります。
そのため、旅行にも連れて行きたいと思いますよね。
私自身も一歳の息子がいるのですが、一歳になり、旅行デビューを果たしました。
しかし、一歳児はじっとしてられないし、意思疎通もまだ難しいので、やはり旅行に連れて行くのは大変です。
そんな風に聞くと、一歳を連れて旅行へ行くのはまだ早いのか?と不安になってしまいますよね。
しかし、旅行先を選んだり、楽しむ方法を変えるだけで、一歳を連れて旅行をしっかり楽しむことができるのです。
今回は一歳を連れた旅行がなぜ大変なのか、子連れ旅行を楽しむ方法についてご紹介したいと思います。
子連れ旅行行きたいけど大変そうだなと不安になったら、是非参考にしてください。
一歳の旅行が大変な理由とは?5つの原因
せっかく家族が増えて行く子連れ旅行は、大変だけど子供の喜ぶ姿が見れて、楽しいだろうなと幸せをイメージすると思います。
しかし、子供がまだ一歳だと、「大変すぎて全然楽しめない」「正直辛いだけだった」という声もちらほら…
せっかく行く旅行なのに、そんな思い出にはしたくないなと思いますよね。
でも、なぜ大変だったのか、理由を調査するとどれも納得するものばかりです。
どんな理由が多いのか、大きく分けて5つご紹介します。
目を離せない
好奇心旺盛な一歳は、どこへ行っても危なっかしいですよね。
温泉行けば、ダッシュでお風呂へ向かって行くし、ゆっくりお風呂に入っていてくれればいいのに、すぐ違うところへ向かっていってしまいます。
また、お座敷(ざしき)でご飯を食べれば、机上のものを全てひっくり返すのが一歳児です。
ゆっくりお風呂も入れないし、ご飯も食べられず、ひたすら目が離せません。
周囲の目を気にする
まだまだ赤ちゃん要素の強い一歳児は、眠ければ機嫌悪くギャンギャン泣きます。
またイヤイヤ期に差し掛かる子もいて、気に食わないことがあれば、「ギャーギャー」。
普段の家とは違う宿でテンション上がって、なかなか寝付けず夜遅くまで「ドタバタ」と遊び出したりもします。
どうしても子連れ旅行は、騒がしくなってしまいますよね。
レストランや、公共交通機関で移動中、宿泊している隣や下の部屋など、周りに迷惑かけていないか心配で、楽しめないという声もありました。
移動が大変
せっかく旅行へ行くなら、その地ならではの観光地へ行きたく、あっちこっち移動しますよね。
しかし一歳児がいるとなかなかスムーズに移動できません。
私の息子も、ベビーカー嫌い、チャイルドシートも嫌いなので、移動は基本子どもとの闘いです。
道中も、寝ててくれればいいのですが、一歳になると昼寝もしてくれて1回か2回。
飽きてしまうと騒ぎ出すので、動画見せたり、お菓子あげたりと、ご機嫌取りで大変です。
子どもが興味を持たない
子どもが楽しむだろうと選んだ場所なのに、気分が乗らないと興味すら持ってくれない場合も…
私も息子がアンパンマンが好きなので、アンパンマンミュージアムに連れて行きましたが、ずっと機嫌悪く、楽しまず帰ってきたことがあります。
別の日に行った時には、とても楽しんでいたので、子どもの気分によって、楽しめるか、帰りたがるかが変わるんだなと学びました。
眠かったり、疲れてしまっていたりその時の子どもの気分によって、興味を持つのかが変わるため、計画するのが難しいですよね。
子どもの体調不良が心配
身体の弱い子だと、少しの疲れで、すぐに体調崩してしまう子もいます。
帰ってからの体調不良を考えると、行かない方がいいのではという意見もあるみたいです。
アレルギー持ちの子や、偏食気味の子だと、ご飯を準備して持って行くなど、さらに大変になります。
また、乗り物酔いなどする場合もあるため、旅行中は子どもの体調に細心の注意が必要です。
さらに、子どもは体調を崩しやすいので、旅行直前に風邪をひいて、キャンセルするなんてことも考えられますよね。
子どもの体調に左右されて、キャンセル料がかかったりするくらいなら、無理して行く必要ないという意見もあり、一理あるなと納得してしまいます。
一歳児と行く旅行で宿泊施設を選ぶポイント
一歳児を連れて旅行に行くのはとても大変なことだとわかっていても、それでもせっかくなので、家族旅行を楽しみたいですよね。
私も一歳という年齢だと、大きくなった時に記憶には残ってないと思いますが、今のうちから、いろんなところへ連れて行きたいと思っています。
そしてなにより、旅行というイベントを私自身が楽しみたいから、大変でも旅行に行きたいと思う派です。
帰ってきて、大変なだけで楽しくなかった…そんな思いはせず、子連れ旅行を存分に楽しむためには、宿選びが大事なポイントになると私は思います。
一歳児連れでも快適に過ごせる宿選びのポイントについてまとめました。
赤ちゃん歓迎施設
宿泊する宿は、赤ちゃん歓迎している宿を選ぶのがおすすめです。
赤ちゃん歓迎している宿なら、備品が揃っていたり、チェックアウトがゆっくりできたり、いろいろと融通をきかしてくれます。
ウェルカムベビーのお宿に選ばれている宿から選ぶと、選びやすいでしょう。
和室
寝る場所はベッドより、和室でお布団の方が寝相でベッドから落ちてしまう心配がなく、過ごしやすいです。
息子を連れて、ベッドのお部屋に泊まったことがありますが、息子が落ちたらどうしようと不安で全然寝られませんでした。
その経験から、私は寝るお部屋がお布団であることを優先的に選ぶようにしてます。
さらに、和室ならば、土足禁止が基本なので、衛生的にも心配いらないのが嬉しいポイントです。
お風呂
宿泊施設を選ぶ時に、私が一番大事だと思うのはお風呂です。
まだ一歳だとおむつがとれていない子が多いと思うので、多くの大浴場は、おむつがとれていない子を禁止しているので入れられません。
禁止されていなくても、お湯の温度が熱すぎたり、騒いでしまって周りの目が気になってしまうので、大浴場はやめておくのが無難だと思います。
そのため、貸切風呂がある宿か、部屋にお風呂がしっかり付いている所を選びましょう。
コンドミニアムもおすすめ
私がおすすめする宿は、コンドミニアム形式の宿です。
コンドミニアムとは、キッチンや洗濯機などの家電や、さらに生活に必要な備品も備わっている宿泊施設のことを言います。
お家のようにキッチンがあり、リビングやお風呂もあり、普段通りに近い生活を送ることができるため子どもへの負担も少ないです。
部屋にキッチンがあれば、簡単な幼児食を調理できるため、子どものご飯に悩みません。
また、子どもは「なぜそんなに服が汚れる?」というくらい服を汚すと思いますが、宿泊先で洗濯できるのもおすすめポイントです。
一歳を旅行に連れて行く時に気をつけること
一歳児と旅行へ行く時に、気をつけるべきことを3つご紹介します。
移動時間
長距離移動は、一歳児は飽きてしまうので、2時間程度の移動で行ける場所を選ぶのがおすすめです。
2時間程度なら、動画を見たり、なんとか集中力が保てる時間になります。
できれば公共交通機関よりは車での移動にした方がいいでしょう。
車の方が自由に休憩を挟(はさ)めるので、気分転換しつつ、目的場所へ迎うことができます。
また、車内でぐずぐず騒ぎ出してしまっても、親は大変ですが、周りの人の視線を気にしなくていいのがポイント高いです。
予定を詰め込まない
子連れ旅行は、時間が思うように進まないことが多いですよね。
せっかくの旅行だと、行きたいところがたくさんあり、予定を詰め込みたくなると思いますが、気をつける必要があります。
私自身もいろいろ行きたいと思っていましたが、予定を詰め込んでしまうと、思い通りに行かなかった時に焦ってしまい、イライラしがちです。
自分に余裕がなくなると、旅行が楽しめなくなってしまうので、予定は詰め込まず、お部屋や宿周辺のお散歩を楽しむぐらい余裕を持ちましょう。
特に予定は決めず、その日の天気や気分に合わせて動くというのも、子連れ旅行にはおすすめです。
荷物の準備をしっかりする
子連れ旅行だと荷物が多くなりますが、忘れ物をすると大変になってしまうので、忘れ物をしないように気をつけるのも大事なポイントです。
一歳児との旅行するときに用意するといいものをリストアップしました。
行く場所や状況によって必要かどうか変わってくると思いますが、是非参考にしてください。
- ベビーカー&抱っこ紐
- チェアベルト
- ミネラルウォーター
- 使い捨て哺乳瓶
- お食事スタイ
- レトルトカレーなど
- おやつ
- シールブックなど、道中でも遊べるおもちゃ
一歳児を連れて旅行を楽しむ観光スポット!
一歳児を連れて旅行に行く時、どこへ観光に行くべきか悩みませんか?
どんな場所へ行くのが、子どもと一緒に楽しむことができるのか、おすすめスポットを紹介します。
水族館
ど定番ですが、天気に左右されない水族館はおすすめです。
水族館の中なら自由に歩きまわれるので、子どもも楽しむことができます。
私の息子も、一歳三ヶ月で水族館に行きましたが、迫力あるイルカショーを、とても楽しんで見ていました。
テーマパーク
ディズニーランドや、ユニバーサルスタジオ、遊園地なども子どもと楽しむおすすめスポットです。
一歳だと、まだ乗れるものも少ないし、早いかなと思うかもしれません。
しかし、意外と一歳でも乗れる乗り物は多くあり、充分に楽しむことができます。
また、大体は4歳まで入場料が無料なので、お得に楽しむことができるという意見もありました。
子どもの興味に合わせる
一歳にもなると、興味を示すものは個人差が出てくると思います。
子どもの興味に合わせて観光スポットを選ぶのもおすすめです。
動物が好きなら動物園に、恐竜が好きなら恐竜パークなど恐竜がいるところ。
車もしくは電車が好きなら、展示場や博物館など、キャラクターものが好きならキャラクターのミュージアムなどもあります。
子どもの興味に合ったスポットを選ぶと、より楽しむことができるかもしれません。
花畑・フルーツ狩り
季節にもよりますが、お花畑など行くのも写真映えして、楽しむことができます。
子どもからしても、お花畑は広い公園の感覚なので、お花に特段興味を示さなくても、自由に歩き回れるだけで充分に楽しいはずです。
また、フルーツ狩りなどできる場所なら、さらに収穫体験を一緒に楽しめます。
採れたてフルーツも味わうことができるので、大人も子どもも楽しむことができるでしょう。
息子といちご狩りに行ったときは、これでもかというくらい、いちごを頬張(ほおば)る姿がとても微笑(ほほえ)ましく楽しかったです。
ちなみに洋服はベトベトに汚れるので、多めのお着替えが必要でした。
自分が行きたいところに行く
一歳前半だと、子どもの興味がまだ何にあるか、わからないこともありますよね。
また、せっかくの旅行なので、自分自身が楽しんでリフレッシュすることが、何より大事だと思います。
子連れ旅行だからと、子どもに合わせるばかりではなく、自分が行きたい場所にいきましょう。
ショッピングでも、景色が綺麗な場所でも、意外と子どもも一緒に楽しめたりします。
まとめ
- 一歳との旅行は、騒いだり意思疎通が難しいため大変である
- 子どもの体調不良も心配
- 一歳を連れて旅行へいくなら宿泊先を工夫するのがおすすめ
- 車で2時間程度の距離で、ゆったりとした旅行を心がけると大変さが少し軽減される
- 一歳児も楽しめる観光スポットを選ぶ
子連れ旅行がはじめてであれば、さらに不安も大きいと思います。
ゆったりしたプランで、負担の少ない旅行にしましょう。
一歳児を連れて旅行に行くのはとても大変です。しかし工夫次第でそれ以上に楽しい思い出も作れると思うので、私は旅行に行くことをおすすめします。
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