キッチンは、家中で最も収納に困る場所といっても過言ではありません。
しかし、キッチンはリビングにあり、とても目立つ場所なので、きれいにしておきたいですよね。
私もマイホームを購入した時はキッチン収納頑張ろうと思っていましたが、2年経てば、片付かない状態が続いていました。
キッチン収納に悩む一方で、衛生的に綺麗を保ち、掃除しやすい環境を作りたいとも思いますよね。
なぜキッチンが片付かないのか理由を知り、解決策をもとに収納すると、誰でもキッチンをきれいに収納することが可能です。
どうしてキッチン収納は片付かないのか、そしてその解決方法について、調査してまとめてみました。
キッチンの収納が片付かない理由とは?
どうして、キッチン収納はむずかしいのでしょうか。
キッチン収納が片付かない理由をまとめてみました。
収納する物が多い
キッチンに収納したい物は、たくさんありますよね。
鍋など調理器具や食器に加えて、調味料、インスタント食品、カトラリー、お弁当グッズ。
さらには、よく使用する調味料など、ある程度ストックも、保管しておきたいですよね。
収納したいものがとにかくたくさんあるため、物に溢れてしまいやすいのが、片付かない大きな理由の一つです。
収納する物の形がバラバラ
フライパンにしろ、食器にしろ、形が全て一定ではなく、上手く重ねられないことが多いですよね。
また、調味料なども背の高さがバラバラで、スッキリさせたくても、上手くいきません。
私は統一感を持たせるために、全ての調味料を同じ容器に移し替えていました。
しかしズボラな性格のため、移し替えるのが面倒になってしまい、続きません。
また、サイズが異なるお皿を重ねて収納すると、大きさ順に下から並べないとバランス悪くなってしまいます。
しかし、よく使うのが一番下にいる大皿だったりして、使い勝手が悪くなり上手く収納できません。
取り出しにくい
お皿やフライパンなど、綺麗に収納しようと重ねてしまうと、取り出すのが大変になってしまいますよね。
取り出すのが大変だと、「どうせすぐ使うだろう」と、しまわずに放置してしまったり、適当にしまえるところに置いてしまったりしてしまいます。
きれいなキッチンを継続するには、「あった場所に戻す」ことが何より重要です。
つまり、定位置に戻さなくなるのが続くことこそ、どんどん片付かなくなる原因になります。
キッチンをきれいに収納する解決策!
片付けの苦手な方でも、キッチンをきれいに収納できる解決策があります。
キッチンが片付くと、家事効率が上がりますよね。
家事効率が上がると時間に余裕があり、あった場所に物を戻す気になれるので、きれいな状態のキッチンを継続できます。
そんな良い循環(じゅんかん)を作って、片付かないキッチンとおさらばしたいですよね。
「効率のよさ」が大事だと思うので、効率重視した解決策を3つご紹介します。
物を思い切って捨てる
私の場合キッチンは、気がついたら物が増えてしまいます。
少し変わった料理に挑戦しようと思えば、調味料が増えるし、お皿もついつい可愛い物を見つけると増やしてしまいます。
きれいに収納するには、物を減らすことが何より大事だそうです。
使っていないお皿や、何年も前の調味料など、眠っていませんでしょうか。
また、フライパンなどの調理器具も必要最小限にとどめましょう。
物を減らすと収納に余裕ができ、収納がすっきりしますよね。
収納がすっきりすれば、取り出しやすく、物を見つけやすくなり、効率よくキッチンでの作業が進みます。
使用動線を考えて収納する
お料理中、フライパンを取ったり、お皿を出したりするのに、あっちこち移動して取り出すのは効率が悪く大変ですよね。
フライパンや菜箸(さいばし)、お玉などコンロ付近で使う物や、ザルやボウルなどシンクで使うものと分け、使用する場所付近に収納するようにします。
また、使用頻度が高い物を取り出しにくい位置に置くと、それも効率悪くなりますよね。
使用頻度高いものは、取り出しやすいベストポジションにおきましょう。
「取り出しやすい」=「収納しやすい」なので、毎日のキッチンの片付けが楽になります。
しっかりしまう場所を固定する
キッチン以外の収納でも言えることですが、物のしまう場所、定位置をしっかり固定してあげることが重要な解決策です。
しまう場所をしっかりと決めてあげることで、物を探す時間も減らすことができ、効率よく料理ができます。
また、自分以外の家族が使うことが多い場合は、ラベリングをしてあげれば、収納場所が一目でわかり、使いやすいです。
定位置がないと、探し物が見つけ出されず、新しいものを買ってきてしまい、古いものが賞味期限切れてしまう・・・なんてこともよくありますね。
定位置さえ決めておけば、食品ロスまで防ぐことも出来ます。
キッチンをきれいに収納するアイデア
実際にきれいに収納するための具体的なアイデアについて、ご紹介します。
鍋・フライパン
収納が狭いキッチンの場合だと、換気扇にS字フックが引っかかる部分があれば、フライパンは吊り下げ収納がおすすめです。
突っ張り棒を上手く使って、吊り下げ収納を作るというアイデアもありました。
お鍋やお鍋の蓋など、引き出し収納にしまう物は、ファイルボックスにそれぞれ入れて収納すると、立てて収納できるので、とてもすっきりします。
ファイルの側面に窪(くぼ)みがあるものなら、フライパンでも取手が邪魔にならなずに、収納可能です。
私のキッチンもフライパンが下から上へとただ積まれている状態なので、ファイルボックスなどを使ってすっきり収納したいなと思います。
お玉・フライ返し
お玉やフライ返しも吊り下げ収納がおすすめです。
吸盤でつけられるタオルハンガーにS字フックを使って吊り下げると、好きな場所に収納することができます。
アイランドキッチンなど、壁がない場合でも、引き出しの中にタオルハンガーなどを取り付け、吊り下げ収納することも可能です。
グラス
グラスなどを戸棚に収納すると、手前からしか使えないですよね。
ボックスやトレイを使って収納すると、まとめて引き出すことができます。
トレイの中に、滑り止めシートを敷くと、グラスが滑らず、出し入れしやすいです。
また、アクリル仕切棚を利用して、グラスを2段に収納するというアイデアもあり、こちらも場所の有効活用ができるのでおすすめします。
吊り戸棚下などデッドスペースに、ワイングラスや、マグカップなどを吊り下げ収納する便利グッズも発売されていますので、有効活用しましょう。
平皿
平皿は、引き出しに重ねて置きがちですが、重ねておくと、下の方のお皿は取り出しづらいですよね。
ファイルボックスや、ブックスタンドを使って、立てて収納すると、お皿も見やすく、取り出しやすくなります。
私も平皿を重ねて収納していて、大皿がどうしても一番下なので、大皿出すのがいつも大変でした。
ファイルボックスの使い方は、ボックスの中に、数枚お皿を入れられるだけ入れます。
ファイルボックスだけだと、倒れてしまう可能性があるので、壁がない場合は、ファイルボックスをブックスタンドで支えましょう。
それでも心配な場合は、お皿の間に紙皿などを入れてあげると、クッション材になり、割れにくくなるそうですので、試してみてください。
また、小皿などの細々したお皿は、ボックスなどで、種類ごとにまとめて収納しておくと、すっきり見えます。
ストック食品
ストック食品はボックスなどを利用し、種類ごとにわかりやすく収納しておきましょう。
ストックが必要なものと個数など、適量を決めて、それ以上は買わないようにすると、きれいに収納できます。
ラベリングをするか、ボックスを透明なものにすると、外からも中身がわかるので、探しやすいです。
頻繁に使わないものは、吊り戸棚上など、よく使うものを置くには収納しづらい場所を選ぶと、収納を有効的に使えます。
収納しづらい場所でも、取手付きのボックスなどを選ぶと、手が届きやすく、収納しやすいです。
また、ボックスは蓋が付いていないものを選ぶのも大事なポイントになります。
蓋付きの方が、すっきり収納しやすそうですが、蓋の開け閉めと、手間が増えて、効率悪くなるため、逆効果です。
調味料
容器を揃えると、統一感あっておしゃれに見えてあこがれますよね。
しかし、片っ端からやっていると、大変だし、続かなくなります。
容器を変えることで使いやすくなるかどうかで判断しましょう。
砂糖や塩、小麦粉などは、袋のままだと、使いづらいので、容器に移します。
透明の容器を選べば、残量が一目でわかるので、使いやすいです。
一方で、醤油や油など液体系は、移し替えたところで、使いやすさがあまり変わらないので、そのまま使うようにしましょう。
油は特に、容器を洗うのが大変なので、おすすめしません。
カトラリー
一つの引き出しにまとめて入れておくと、ごちゃごちゃして、見つけるのが大変ですよね。
箸、スプーン、フォークなど、種類別に細くて長めのケースに収納しましょう。
同じ種類(透明または木など)のケースで揃えた方が統一感あって、すっきりします。
出来るだけコンパクトに収納するために、サイズをきっちり測り、出来るだけジャストフィットするものを選びましょう。
まとめ
- キッチン収納は物が溢れやすく、片付かない
- キッチン収納が片付かない場合は、物を減らし、定位置を決めてあげる
- キッチンが綺麗だと効率よく作業できる
- ボックス収納など有効活用して、立てたり、吊るしたりする収納がおすすめ
私も片付けはとても苦手ですが、物を減らし、お皿やフライパン、鍋を立てて収納したことで、とてもすっきりしたキッチンを作ることができました。
キッチンが片付いていると、効率よくお料理できて、お片付けも面倒ではなく、とても楽しく家事ができます。
是非、キッチン収納が片付かないと困ったら、試してみてください。
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