洗った食器を乾かすための水切りかごを、キッチンに必須のグッズだと思っていませんか?
濡れた食器を並べておくだけで乾くのはとても便利なのですが、キッチンのスペースが狭くなったり、生活感が丸出しになってしまったりするデメリットもあります。
すっきりしたキッチンで広々と作業をしたいあなた。水切りかごって実は必須ではないんです。
水切りかごを置かないと濡れたお皿はどうするの?代わりに使うものはある?
水切りかごを置いているのが当たり前の生活をしていると、置かないなんて本当に大丈夫なのか心配になりますよね。
私は実家を離れてから1度も水切りかごを置いたことがありませんし、不便に感じたこともありません。
そんな私が、水切りかごを置かないメリットと、置かない時の代用グッズを紹介いたします。
水切りかごを置かないメリット
今までずっと水切りかごを置いていたのに、突然水切りかごを置かない生活になると初めは不便に感じるかもしれません。
確かに、水切りかごを置いているほうが洗い物を手軽にできます。
しかし、水切りかごを置かないメリットもたくさんあるんです。
ここからはメリットを一つずつ解説していきます。
キッチンがおしゃれになる
LDKの中で意外とキッチンが1番生活感の出る場所だと思います。
そんなキッチンに水切りかごがドンと置いてあると、どうしても生活感丸出しになってしまいますよね。
さらに水切りかごがあるとついつい食器を置いたままにしてしまいがちです。
急な来客があっても水切りかごの食器を片づけることもできず、生活感丸出しのキッチンで出迎えることになります。
普段から水切りかごを置かない生活をしていると、食器を片付ける癖がつくので急な来客でもおしゃれなキッチンで対応できますよ!
キッチン周りを清潔に保てる
水切りかごを置いていると、キッチン周りの掃除のハードルが上がります。
水切りかごはシンクの中や作業場に置いていると思いますが、毎日水切りかごを移動させて掃除をするのは面倒です。
洗った食器を水切りかごに入れているとさらに移動が困難になるので、食器洗いの後にキッチン掃除をするのは難しいです。
水切りかごを置かないということは、キッチンがすっきりするので物を移動させて掃除をするという手間が減ります。
さっと掃除ができるようになると、キッチン周りを清潔に保ちやすくなります。
水切りかごの掃除がいらない
水切りかごは洗い物をした後のお皿しか置かないので、基本的には綺麗な水しかつきません。
しかし、水垢(みずあか)やぬめり、カビ予防のためにも掃除は必要です。
水切りかごは大きいし、こまかい部分が多いので掃除をするのが大変なんです。
水切りかごを置かないということは、掃除をしなくていいのでとっても楽ですよ。
水切りかごの掃除という家事から解放されます。
作業スペースが増える
水切りかごを置かないようにすると、その分の作業スペースを増やすことができます。
シンクに乗せるタイプなら洗い場が増えますし、作業場に置くタイプなら切ったり混ぜたりするスペースが増えます。
水切りかごがあるのは当たり前になっていると「今の作業スペースで十分」と思っているかもしれませんが、なくしてみるとさらに快適になりますよ。
水切りかごの代用
水切りかごを置かない場合に代用できるものはたくさんあります。
それぞれにメリットとデメリットをお伝えするので、家庭に合う代用品を選んでください。
ふきん
代用として一番初めに思い浮かぶのはふきんだと思います。
洗った食器をすぐに拭いて片付けるシンプルな方法です。
メリットは手軽で初期費用が少ないことと、全く場所を取らないことです。
ふきんなら100円均一にも売っていますし、片付ける習慣が付くのでキッチンがすっきりしますよ。
デメリットは手間が増えることと、食器の量が多いとふきんがすぐにびしょ濡れになることです。
ふきんの洗濯などの手間も増えますが、水切りかごを掃除する手間よりは楽だと思います。
水切りトレー・水切りラック
水切りトレーやシンクに取り付けるタイプの水切りラックは、水切りかごと用途は一緒ですが、幅を取らないというメリットがあります。
水切りトレーや水切りラックの上だけで食器を置くスペースが確保できるのなら、水切りかごより便利ですよ。
作業スペースとしても使えたり、掃除がとっても楽なんです。
私は水筒とタッパーだけ水切りトレーで乾かして、食器はふきんで拭いて片づけるようにしています。
シンクに取り付けるタイプの水切りラックの中には、たいらでくるくると折りたたみができるものもあります。
引用:楽天市場
折りたたみができる水切りラックのデメリットは、水切りかごと違って不安定なので食器が転がる可能性があることです。
お気に入りのコップを割ってしまったこともあります…
食器が転がってしまわない為には、シリコンタイプの水切りラックがおすすめです。
シリコンタイプだと滑りにくいので食器の落下も防げる上に、鍋敷きとしても使えます。
珪藻土(けいそうど)マット・吸水マット
作業場の上にマットを敷いて食器を乾かす方法もあります。
珪藻土マットという固いマットや、吸水マットという布マットで代用できます。
珪藻土マットはバスマットとして使われていることが多いですね。
バスマットとして使えるくらい吸水性抜群で、掃除の手間がないのが珪藻土マットのメリットです。
使っていない間は立てて収納しておく必要がありますが、場所を取らないところもいいところだと思います。
吸水マットのメリットは洗濯出来るので衛生的に保てることです。
どちらのマットも作業台の上だけでなく、IHキッチンの上に置くことができます。
デメリットはある程度幅を取ることです。さっと料理をしたいとき、先に食器を片付ける必要があるので面倒に感じるかもしれません。
マットの上に置いても乾かない場合は、お皿を真下に伏せて置くと中が乾いていないことが多いので、少し斜めにして空気の通りがよくなるように置くと乾きやすくなりますよ。
吊り戸棚下ラック
吊り戸棚の下にかけて使うラックも水切りかごの代用として使えます。
シンクの真上の吊り戸棚にかけることで、水がシンクに落ちるので作業台が濡れずに済みます。
拭く手間なく乾燥させられる上に、収納としても使えるのでとても便利です。
ただ、食器量が多いとラックの中には収まらないというデメリットがあります。
1人暮らしの時、カトラリー以外は吊り戸棚下ラックに全て収納していました。
場所も時間も取られないので、1人暮らしには1番良い方法だと思います。
ボウルとザル
食器の量が少ない場合はボウルとザルの上で乾かすこともできます。
私は、赤ちゃんの哺乳瓶だけザルの上に乗せて乾かしている時期がありました。
水切りかごより清潔に保てるので少量だけのときはおすすめです。
ふきんで拭きやすい食器は片付けて、水筒など奥まで拭きにくいものだけザルで乾かすのも一つの手です。
食器洗浄機
食器洗浄機があると水切りかごは必要ないと思います。
私は乾燥機能が付いていない食器洗浄機を使っていますが、さっとふきんで拭くだけで片づけられます。
完全に乾燥まではしていませんが、ある程度乾いているので水切りかごに入れるほど濡れていることは少ないです。
乾燥機能付きの食器洗浄機であれば、なおさら水切りかごはいらないですね。
水切りかごを使わないと困る時
上記で水切りかごを置かなくても大丈夫とお伝えしてきました。
しかし、水切りかごを使わないと困る!と思う時もあるでしょう。
例えば、食器をたくさん使う時です。ふきんで拭く手間を考えると水切りかごに入れていく方が楽です。
拭く食器の量が多いとふきんも1枚では足りないので、ふきんの収納スペースが必要になったり洗濯が増えたりします。
家族が多くて、毎日たくさんの食器を洗わないといけないのなら、水切りかごは置いている方がいいかもしれません。
たくさん食器を使うのが毎日ではなく、友達を家に呼んだ時だけなどなら、水切りかごは使わなくてもいいでしょう。
他にも、食器を置くスペースがない時は、水切りかごを使わないと困ると感じます。
普段水切りかごを置いていると、食器を水切りかごに入れたままにしていませんか?
水切りかごを使わないということは、食器を棚などに片づける必要があるということです。
食器棚に入りきらないくらい食器が多いのなら、水切りかごは置いている方が良いと思います。
他にも共働きなどで忙しく、時短のために水切りかごを使っているのなら、水切りかごを使わないと困る!と感じますよね。
毎日たくさんの食器を洗う人や、水切りかご以外に食器を置くスペースがない人など、いろんな理由があると思います。
あなたのライフスタイルで、水切りかごを置いている方が便利と感じるかもしれませんね。
まとめ
- 水切りかごを置かない生活も意外と便利で楽
- 洗ってすぐにふきんで拭けば水切りかごはいらない
- 水切りトレーやラック、マットは水切りかごの代用として使える
- 食器の量が少ないならザルや吊り戸棚下ラックで代用できる
- 食器洗浄機があるなら水切りかごはいらない
- 毎日たくさんの食器を洗う人と、食器を片付ける場所がない人は水切りかごがある方が便利
毎日たくさんの食器を洗っていたり、水切りかご以外に食器を収納するスペースがない場合は水切りかごを置いている方が便利と思うかもしれません。
しかし、キッチンをおしゃれにすっきりさせたい!作業スペースを増やしたい!と思っているなら水切りかごを置かない生活をおすすめします。
水切りかごを置かない時に代用できるものはたくさんあるので、ふきんと水切りラックを合わせて使うなど、食器の量に合った代用アイデアを見つけてくださいね。
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