大根の皮は食べられる!デメリットやダメな場合の見分け方も記載あり

キッチン

野菜の皮には栄養が多く含まれているから食べるべきだ、とよく耳にします。

かといって何に気をつけなければいけないのかわからないままだと、食べるのも気が進みませんよね…

野菜の皮は本当に食べられるのか、どうやって処理すればいいのか、そういった疑問をまとめてみました。

この記事では特に大根に焦点をあてて説明しています。

他の野菜の皮と同じく、大根の皮もおいしく食べられるんです。

しかも栄養豊富とくれば食べない手はないですよね。

食べられる・食べられない状態の見分け方についてもお伝します。

大根の皮だけで手軽に食べられる方法も紹介しています。ぜひ挑戦してみてくださいね。

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「大根の皮は食べられる!」とみんなが勧める理由

大根の皮が食べられるのはわかるとして、そもそもなぜこんなに勧められているのでしょうか?

大根の皮を食べたほうがいい理由
  • 中身よりも皮の方が栄養が多い。
  • 予算をかけずに品数を増やせる。
  • ごみが減る。

この3つの理由から大根の皮が勧められているわけですね。

個人的に食事の品数を増やせるのが嬉しいです!

ごみが減るっていうのもイメージしやすいですね。

では、中身よりも皮の方が栄養が多いというのはどういうことでしょうか?

そもそも大根はその90%以上が水分で構成されています。

そして皮に栄養分を集めてかたくなることで、中身の水分を守っているというわけなんです。

だから皮は歯ごたえがあって栄養も多いんですね。

大根にはビタミンCや食物繊維、消化酵素などが含まれています。

栄養分を無駄なくとりたい!ってあなたには皮ごと食べてしまうのがおすすめです。

皮についてる土は気にならないの?

道の駅などで手に入る大根はとれたてそのままなので、とっても新鮮でおいしいですよね。

しかしこういった大根には土がついていることもよくあることだと思います。

そういうときは清潔なスポンジなどでこすりましょう。隙間についている土もきちんと落ちますよ。

また、スーパーで売っている大根は洗った状態で並べられていて、ほとんど土は残っていません。

なので水で丁寧に洗うだけで皮ごと食べられる状態になります。

それでも汚れが気になる場合は、清潔なスポンジで軽くこすって洗い流してくださいね。

大根の皮に残っている農薬の影響は?

いくら栄養が豊富だからって、皮には農薬が残っているんじゃないかと心配になりますよね。

農薬に関しても調べてみました!

大根の皮に残っているような農薬は気にしなくても大丈夫!

なんの問題もなく皮ごと食べられるということがわかりました。

そもそも農林水産省で指定されている農薬というのは、野菜に残ってしまう量のことを考えて使用法が定められています。

その野菜に残ってしまう農薬の成分も、1日あたりに食べても問題ないと判明している量のうち、多くても2%ほどしかないんです。

さらに、農薬の大半は水に溶けるものが使われています。

調理前にきちんと洗うことによって残っている農薬を洗い流すことができるんです。

なので私たちが口にする農薬の影響というのはほとんどないんですね。

これなら安心して野菜を食べられますね!

大根の皮の黒い点は食べられるの?ダメなときの見分け方

大根を調理しようと取り扱っていると、たびたびこんな疑問がでてくるのではないでしょうか。

土汚れとは違う黒い点……これって食べられるの?

大根の皮や断面に現れる黒い点はいったいなんなのでしょうか?

黒い点の原因はいくつか考えられ、それによって食べられるか食べられないかも変わってきます。

見分けるポイントは大根のどの部分に黒い点が発生しているか、ということ。

大根の皮でなく、内側だけに黒い点がでてきているときは食べられる可能性が高いです。

もし大根を切ったとき、その断面や内側などの中が黒くなっている場合は「ダイコンバーティシリウム黒点病」にかかっていることがあります。

この場合、断面の中心から黒い線が放射状に走っていた、一部が黒ずんでいたり、といった症状が現れます。

大根の風味は落ち、食感も悪くなっていますが食べても問題はありません。

黒い見た目に抵抗がある場合は気になる部分を切り落としてみてください。

また大根自体がかたくなっているので、調味料とともに煮込むのがおすすめです。

切る前からわかる黒い点はカビの可能性が高く、食べられません。

かび臭いにおいやすっぱいにおい、ぶよぶよとした妙な触り心地、表面がぬめったり茶色くなっている場合は特に気をつけてください。

黒カビが生えてしまった大根は絶対に食べないでください。

黒カビを食べると食中毒になって、健康を害してしまうことが多いからです。

しかもこの黒カビ、内部に見えない根を張り巡らせているため目に見えない部分までカビがのびています。

皮だけ切り落としても中にはカビが残っています。残念ですが諦めて処分するしかありません。

こればっかりは仕方がないですね…

ちなみに、しなしなになっていても大根は皮ごと食べられます。

しなしなになってしまった大根についてはこちらで詳しく説明しています。ぜひ確認してみてくださいね。

大根はしなしなでも食べられる!!復活方法から美味しい食べ方まで

大根の皮は漬物がおすすめ!手間をかけずにもう一品

大根の皮を使ってもう一品作るとしても、できるだけ手間をかけたくないですよね。

私は洗い物も苦手なので、追加で調理器具を使うのは避けたいです。

そんなあなたにおすすめの大根の皮活用法をご紹介します。

おいしくかしこく手軽に、食事をちょっと豪華にしちゃいましょう。

漬物

大根の皮のおすすめの調理法は漬物です。手間をかけずにちょうどいい箸休めになりますよ。

浅漬けや醤油漬け、どの漬物でも大根の漬物と同じように楽しめます。

私が試した中で一番おすすめの簡単漬けを紹介しますね。

大根の皮の簡単漬け

下準備.大根の皮をむく(中身は別の料理に使ってくださいね)

1.皮を千切りにする

2.皮が漬かるぐらいの寿司酢またはポン酢をいれる

3.一晩おいておく

4.完成

この簡単漬けは調味液を変えるだけでいくらでもバリエーションを増やせます。

その中でも甘酢漬けやポン酢漬けは、材料を計量する手間がないのでとても楽なんです。

明日のおかずを1品増やすつもりで漬けてみてはいかがでしょうか?

私は迷ったときはとりあえずこの漬物にしちゃっています。

味噌汁

一晩寝かしていられない!っていうときにおすすめなのが、大根の皮を味噌汁の具材に使うこと。

こちらも皮を細切りにして使います。作り方はいつも通りのお味噌汁と同じで構いません。

私はさらに常備しているネギをいれて、ネギと大根の味噌汁として食べることが多いです。

大根の皮は歯ごたえがありしっかり噛むことになります。

おかげで満腹感のある味噌汁になるんです。ちょっとメインが物足りないかな?なんてときにもおすすめです。

大根を皮つきのまま使う料理

大根を炒め物や汁物の具材として使うときは皮付きのまま使うという手もあります。

これだと品数は増えませんが、皮をむいて使うよりも栄養価はあがります。

それに皮をむく手間も省けて、ちょっと楽ができちゃいます。

逆に煮物など味を染みこませたいときに、大根の皮は邪魔になります。

なのでおでんや煮物のときには皮はむいて、漬物など別に使うことをおすすめします。

まとめ

  • 大根の皮はおいしく食べられる。
  • 大根の皮は中身よりも栄養が豊富である。
  • 大根の皮に黒い点がついている場合、黒カビであることが多く食べられない。
  • 皮を刻んで調味液に一晩漬けると漬物になる。
  • 皮つきのまま炒め物や汁物にするのもあり。

改めて大根の皮に向き合ってみると、ただ食べられるだけでなく便利な食材だということがわかってきました。

大根の皮は食べられるだけでなく、様々なメリットがあるんです。

うまく大根の皮を使いこなして、手間なくおいしく食べていきましょう。

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