猫と遊ぶ時間はどれぐらい?年齢ごとの遊び方とおすすめおもちゃは!?

動物

マイペースで自由気ままな猫ちゃん、どれぐらい遊んだんだろう…という長い時間遊んでも、まだ擦(す)り寄ってくる時。

反対に、遊ぼうとしても、プイっとそっぽを向いてしまう時。

また、飼い主の都合で、なかなか遊んであげられない、ということもありますよね。

しかし、猫にとって、遊ぶことは、体の健(すこ)やかな発達に欠かせないものであり、飼い主とのコミュニケーションをとるための、大切な手段でもあります。

飼い主Aさん
飼い主Aさん

忙しくて時間がないんだけど、猫と遊ぶ時間は、どれぐらいとればいいの?

飼い主Bさん<br>
飼い主Bさん

遊びたい盛りの子猫ちゃんと、高齢猫ちゃんで、遊ぶ時間はどれぐらい違う?

そんな疑問をまるっと解決して、楽しく猫ちゃんと遊ぶ時間を満喫(まんきつ)しましょう!

※当ブログはアフェリエイト広告を掲載しています。
※当ブログはアフェリエイト広告を掲載しています。

猫と遊ぶ時間はどれぐらい取るのが正解?

飼い主と遊ぶ時間が大好きで、帰ったら玄関で待ち構えていて、擦り寄ってくるしぐさは、何とも言えない愛らしさですね。

そんな可愛い愛猫(あいびょう)と、遊ぶ時間を、なかなか取れずに悩んでいる方も、いるかもしれません。

反対に、もっとたくさん遊びたいけど、どれぐらいの時間遊んでいても大丈夫なのかと、心配になることもありますよね。

一体どれぐらいの時間遊んであげれば、猫がストレスを溜めないのか、知りたくありませんか?

結論から言うと、1日に15分~25分程度が目安です。

以外と長いな…と思うかもしれませんが、1回に15分以上遊ぶ必要はありません。

そして、子猫や成猫(せいびょう)、高齢猫ちゃんでも、遊ぶ時間や遊び方のポイントは違うので、愛猫に合わせて、どれぐらい遊んであげればいいのか、確認してみましょう。

猫と遊ぶ時間を年齢に合わせて変えよう!

子猫や成猫、また老猫(ろうびょう)というのは、どれぐらいの事をいうのでしょう?

子猫【生後1か月~生後1年くらいまで】
成猫【生後1年~生後7年くらいまで】
老猫【生後7年~】

ご自分の愛猫が、どの時期にあたるのか確認出来ましたか?

まずは、子猫とどれぐらいの時間、遊べばいいのか、みていきましょう。

子猫

好奇心旺盛で、見るもの全てに興味を示します。

カーテンの裾(すそ)で遊んだり、小さくジャンプをして遊ぶ姿は、本当に愛おしいですね。

飼い主との、愛情を育(はぐく)むこの時期は、しっかり遊んであげたい時期でもあります。

そんな子猫ちゃんと、遊ぶ時間は、1回10分程度、多くても1日3回までに留(とど)めておきましょう。

子猫は成猫とは違い、自制が効かず、ヘトヘトになるまで遊んでしまいます。

そうなると、子猫の体に負担をかけてしまう事になるので、疲れから、食欲不振などの体調不良を引き起こすこともあります。

「もっと遊んで!」と言わんばかりに、擦り寄ってくる誘惑(ゆうわく)を、グッとこらえて、ほどほどにしておきましょう。

成猫

しっかりと、体力もついてきたこの時期は、運動不足になりやすい時期です。

充分に遊んであげないと、夜中にウロウロと歩きまわったり、夜鳴きをしたり、飼い主が寝不足になってしまうこともあります。

成猫と遊ぶ時間を、どれぐらい取ればいいのかというと、1日2回以上、1回5分~10分程度です。

猫が活動的な時間帯は、朝と夕方ですので、出来れば、朝夕2回時間を決めて遊んであげましょう。

決まった時間に遊ぶことにより、毎日の生活リズムも整っていきますので、ストレスも溜まりにくくなりますよ。

老猫

猫の7歳は、人間でいうと44歳と、人間では、少し体力が落ちてくる年齢ですね。

猫ちゃんも7歳以降は、基礎代謝が落ちてきて、筋肉量や内臓機能も衰(おとろ)えていきますので、高齢猫ちゃんは、1日の大半を寝て過ごすこともあります。

しかし、寝てばかりいるのに、同じ量のエサを食べていると、肥満になってしまいます。

肥満になると、心臓や腎臓、関節などに負担がかかってしまうので、適度な運動が出来るように、可能なら、1日に4~5分は遊んであげたいところです。

視力も落ちてきて、なかなか遊びの誘いに乗ってこない猫ちゃんも増えるこの時期ですが、匂いのするおもちゃや、味のするおもちゃなどを使って、興味をひきましょう。

また、普段のエサを高い位置に置いて、登り降りを促(うなが)す、などの工夫も試してみてください。

大切な愛猫には、少しでも長生きしてもらいたいですものね。

猫の習性と遊び方のポイント

猫の祖先は、ネズミなどの小動物を、狩りをして捕(つか)まえていました。

その習性から、動くものを観察して、気付かれないように低い姿勢でそっと近付き、絶好のチャンスを狙って捕まえる、というハンターのような遊び方が、身についているんですね。

あの鋭(するど)い目つきには、ドキッとしてしまいます。

ポイント

猫ちゃんの狩猟(しゅりょう)本能を満たすおもちゃや、動きを取り入れる!

おもちゃを、獲物の動きに見立てて、動かしてみましょう。

遊び終わるときは、必ず捕獲(ほかく)させてあげることで、狩猟本能が満たされ、満足感もあがります。

また、猫は木の上で生活していたため、高い所に、捕まえた獲物を、持っていく習性もあります。

猫ちゃんがおもちゃを、高い所に持っていってしまったときは、満足感に浸(ひた)っている時間なので、そっとしておきましょう。

こんな風に、少し遊び方を変えて、本能を刺激してあげると、今まで、どれだけ遊んでも、満足してくれなかった猫ちゃんも、短時間でも満足してくれるように、なるかもしれません。

また、隠れられるところを作ってあげたり、キャットタワーを設置してあげたりするのも、猫ちゃんの習性に、適した飼育スペースと言えますね。

猫と遊ぶ時の注意点は!?

可愛い愛猫のことを考えていると、早く帰って遊びたくなってきましたね。

猫ちゃんにとって最適な遊ぶ時間と、適した環境を作ってあげたら、たくさん遊んであげましょう。

しかし、安全に遊ぶためには、注意する点が、いくつかあります。

ポイント
  • 安全なスペースを確保する。
  • フローリングは避け、カーペットを敷く。
  • 必ず、おもちゃを使って遊ぶ。
  • 遊び終えたら、おもちゃは片付ける。
  • 食後は避ける。
  • 猫の様子を観察しながら遊ぶ。

まずは、猫ちゃんが、夢中で走り回ってもケガをしないよう、安全なスペースを確保しましょう。

尖(とが)ったものや、ぶつかると危険なものは、出来るだけ置かないようにします。

また、つるつる滑るフローリングなどは、関節を傷めてしまう可能性があるので、カーペットを敷いて滑らないようにしましょう。

おもちゃを使わず、飼い主の手をおもちゃだと認識してしまうと、ひっかきや、噛(か)み癖の原因になるため、必ずおもちゃを使って遊んでくださいね。

おもちゃは、使い終わったあとは、必ずししまうようにします。

これは、猫ちゃんが1人で遊んでいる時に、部品がとれて、誤飲してしまう危険があることや、ずっと出しっぱなしにしていることで、おもちゃに飽きてしまうためです。

新鮮さを保つためにも、必ずしまうようにしましょう。

食後すぐは、吐き戻しやの心配があるため、避けてくださいね。

あとは、遊んでいる間の、猫ちゃんの様子も、しっかりと観察することが大切です。

舌を出して、息を切らしている時は、遊びすぎのサインなので、すぐに遊び終えましょう。

また、遊んでいる途中に興奮して、歯が当たってしまったときも、一旦遊ぶのをやめて、落ち着かせます。

普段から、猫ちゃんの様子を観察することで、少しの体調の変化にも、気が付きやすくなるメリットもありますよ。

猫と遊ぶ時間がないときはどうしたらいい?

仕事が忙しく、帰るのが遅くなってしまって、遊ぶ時間のない日もありますよね。

猫ちゃんが、退屈しないようにと、留守中におもちゃを出しっぱなしにすることは、少し危険です。

例えば、小さな部品がついているものは、猫が噛みちぎってしまい、誤飲になるおそれがあります。

また、紐(ひも)付きのおもちゃは、首にひっかかってしまうことが考えられますし、棒付きのおもちゃは、高い所から、持ったままジャンプをして、ケガをしてしまう可能性もあります。

猫ちゃんだけで、長い時間お留守番させるときは、誤飲の可能性が少ないおもちゃや、安全に遊べるおもちゃを、活用しましょう。

キャットタワーに、トンネルや爪とぎが付いたものなどであれば、留守中にも安全に遊ばせることが出来ますね。

普段は別室に置いておき、長い時間、留守にするときだけ、猫がいる部屋の安全なスペースに、設置するようにしましょう。

その他にも、蹴ると音がするにぬいぐるみや、遊んでいると、中からエサが出てくる、知育玩具もありますので、遊ぶ時間がとれないときには、上手く活用するといいですね。

留守にするときは、おもちゃの他にも、家具やインテリアでケガをすることがないよう、いろいろな事態を想定して、危ないものはしまっておきましょう。

帰宅したときは、猫ちゃんの様子をしっかり見て、余裕があれば、短時間でもいいので、遊ぶ時間を取ってあげるようにしてくださいね。

どうしても遊ぶ気力のない日や、在宅ワークの日などは、電動のおもちゃを活用して、猫ちゃんが遊んでいるのを見守りながら、家事や仕事をするのも1つの方法です。

猫ちゃんも飼い主も、負担にならない遊び方を、探していきましょう。

猫と遊ぶ時間を楽しくする年齢別のおもちゃとは!?

飼い主が、猫ちゃんと遊ぶ時間を取るときは、おもちゃを必ず使う必要があることを、説明しました。

猫は、飽きやすい性格のため、同じおもちゃばかり使っていると、すぐに飽きてしまいます。

お気に入りのおもちゃがあったとしても、いくつかおもちゃを持っておき、上手くローテーションさせて飽きさせないようにしましょう。

子猫と遊ぶおもちゃの選び方

猫のおもちゃの中では定番の猫じゃらしは、好奇心旺盛で、飼い主と遊ぶ時間が大好きな子猫には、特におすすめのおもちゃです。

猫じゃらしといっても、シンプルなものから、音がするもの、電動で動くものなど、バリエーションが豊富で、どれを選べばいいか迷ってしまいますね。

飼い主と遊ぶ時間は、子猫の愛着形成にも関わる大事な時間なので、出来るだけ電動式のものは避(さ)けましょう。

おもちゃの見た目ですが、シンプルすぎるものよりも、獲物を想像出来るつくりのものがおすすめです。

鳥の羽を想像させるものや、ヘビのようにニョロニョロと動くもの、ネズミの形をしたものなど、バリエーションをたくさん持っておくといいでしょう。

種類は多い程良いので、セット売りのものを買うといいですね。

引用 Amazon

Amazonで買えるこちらの商品なら、4本セットで¥2,280とお手頃で、生き物の形を模(も)しているので、追いかけるのが好きな子猫ちゃんも、気に入ってくれそうです。

成猫と遊ぶおもちゃの選び方

動きにも少し落ち着きが出てきた成猫ちゃんですが、野生であれば、本格的に獲物を捕まえる時期。

獲物を捕獲することで、高揚感や、幸福感を感じるホルモンが分泌されるため、獲物に見立てたおもちゃで、猫が簡単にもち運べるおもちゃがおすすめです。

飼い主との生活にも慣れ、信頼関係も出来てきた成猫は、持ってきたおもちゃを、投げてあげるなど、飼い主とのコミュニケーションも楽しめるようになります。

嬉しそうに、おもちゃを咥(くわ)えて持ってくるようになると、愛おしさも倍増ですね。

引用 Amazon

こちらも、3個セットで¥799とお求めやすい商品で、Amazonで買うことが出来ます。

柔らかい素材で、噛み心地もよさそうですし、飲み込むと危険な装飾品もないので、安心して与えられますね。

老猫と遊ぶおもちゃの選び方

体力の落ちてきた、老猫ちゃんは、激しい動きのおもちゃには、興味を示さなくなることもあります。

関節や、筋力も落ちているため、激しい遊びはやめておきましょう。

猫じゃらしなどに、興味を示している場合であれば、棒が短めのものを、体の近くで動かしてあげる、などすると、脳も少し刺激されて、認知症予防にもなりますね。

また視力が落ちると、速い動きにも、ついていけないこともあるので、嗅覚や味覚を刺激するおもちゃを、積極的に取り入れましょう。

引用 Amazon

これは、けりぐるみと呼ばれる、猫用のおもちゃで、猫ちゃんが蹴(け)って遊んだり、カミカミして遊んだりと、大人気の商品です。

こちらのレザータイプは、革の匂いが、猫ちゃんの興味をひいてくれるため、他のおもちゃでは興味を示さなかった、老猫ちゃんも、反応してくれるかもしれません。

また、猫が大好きなまたたびも入っているので、夢中になって遊ぶ姿が見られるかもしれませんね。

しかし、15歳を過ぎた、高齢猫ちゃんには、またたびは、少し負担がかかりすぎてしまうので、他のおもちゃを検討した方が、良いかもしれません。

猫の年齢に合わせたおもちゃを、紹介しましたが、猫ちゃんにも好みや個性があるので、愛猫の反応を見ながら、いろいろなおもちゃを、試してみましょう。

買ってきたおもちゃに、嬉しそうに、飛び付く姿を見たくて、ついついたくさん買ってしまいそうです。

まとめ

  • 猫と遊ぶ時間は、1日15分~25分、1回10分程度にする。
  • どれぐらい遊べば良いかの目安は、猫の年齢によって違う。
  • 猫と遊ぶときは、安全なスペースを、確保する。
  • 猫の狩猟本能を、刺激するように遊ぶ。
  • 年齢に合わせたおもちゃを、ローテーションしながら使う。

愛猫ちゃんと、どれぐらい遊ぶ時間を取ればいいのか、分かりましたか?

猫ちゃんと遊ぶ時間は、日々の疲れを癒してくれる、幸せな時間ですよね。

どれぐらい遊べば、満足してくれるのか、どんなおもちゃが好きなのかは、猫ちゃんによっても違うので、反応を見ることも、猫を飼う楽しみの1つにしてみてはいかがでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました