掃除のやり方がわからないあなたに伝えたい6つの基本と5っのコツ

お役立ち情報

主婦2年生の私の悩みは「いい感じの掃除のやり方がわからない」ということでした。

自分なりここまで乗り切ってきたけど、もっと短時間で綺麗(きれい)にできる効率のいい掃除のやり方があるんじゃないかと悩んでいました。

このままではいけない、けど毎日すみずみまで掃除するなんて無理!!

そう決心したので掃除の基本と、さらになんとか手抜きができないかいろいろ調べてみました。

言われてみれば詳しくはわからないかも…

そんなあなたにぜひお伝えしたい、おすすめの掃除のやり方をお伝えします。

私といっしょに掃除が「わからない」から一歩踏み出してみましょう。

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掃除のやり方がわからないならまずは基本を知るべし

何事も基本ができないと手抜きも応用もできないといいます。

そうは言ってもなにから調べればいいのかわからないと疑問や不安があるかもしれません。

そんなあなたには掃除の細かいやり方やお得なコツの前に掃除の考え方の基本をお伝えします。

まずは「わからない」を無くして、どういう流れで掃除のやり方が作られたのかを掴んでいきましょう。

これだけは知っておいた方がいいという掃除のやり方基本をまとめてみました。

  • 掃除する場所の物を減らす
  • 基本は上から下
  • 基本は奥から手前
  • 弱い汚れから強い汚れへ
  • 弱い洗剤から強い洗剤へ
  • 一度に全部やろうとしない

大きくわけて掃除のやり方の基本はこの6つだけです。

ふむふむ、なんとなくわかるようなわからないような…

理由を聞けば納得できますよ。早速確認してみましょう。

掃除する場所の物を減らす

まずは掃除すると決めた場所の物をできるだけ減らしましょう。

床や机を拭くときに、いちいち物を動かすのは手間ですよね。

そういった手間の積み重ねが掃除をするうえでの「めんどうだな…」という気持ちを大きくしてしまいます。

逆に言えば散らかっているものを減らすだけで、掃除に気を使わなくてすむようになり、心理的なハードルがさがります。

目に見えて空間が片付けば達成感があり、次のステップに進もうという気持ちになります。

なのでまずは散らかっている物を片付けることから始めましょう。

物を置いたまま掃除をするとほこりがつもって汚れてしまうのも困りものです。

せっかく掃除をするのに手間が増えてしまいますね。

そうなんです。本格的な掃除に入る前にその部屋から出しておきましょうね。

基本は上から下

空間的な意味で、掃除は上から下に進めていくのが基本です。

まずは天井、次が照明や棚の上、壁の掃除をすませて最後に床、という流れです。

ほこりは重力に従って下に落ちていきます。上の方を掃除するとその下の部分はほこりなどで汚れてしまいます。

床の上はどこを掃除してもほこりが降ってくるから最後に掃除するんですね。

どんな場所でもそうなんですか?

実は例外があります。

実は壁や窓を洗剤で洗浄するときは下から上がおすすめです。

上を洗浄すると汚れを含んだ洗剤がたれていきます。

これがサッシ等に触れると隙間に入って取りづらく、またサッシ等が痛む原因になってしまいます。

なので壁や窓は下から吹き上げるように進めていくのが正解です。

確かに、溝に薬液がたまったら綺麗にふき取るのは難しいです。

洗剤のかけすぎや放置しすぎにも注意した方がいいですね。

基本は奥から手前

平面的な意味で、掃除は奥から手前に進めていくのが基本です。

掃除をするとほこりが下につもり、その上を歩くことになります。

そうすると掃除中の足の裏はどうしても汚れてしまいます。

その足でせっかく掃除したところを歩いてしまうと綺麗になった場所はまた汚れてしまいます。

入口から掃除してしまうと、何回も近くを通ることになるから結局汚してしまうということですね。

その通りです。奥から掃除すれば何回も通る場所は後回しにできます。

軽い汚れから強い汚れへ

やる気のある最初のうちに大変そうなところへ取り掛かってはいけないんですか?

いけなくはないんですが…

汚れたところを掃除すると、使っている雑巾などに汚れがつきますね。

その汚れた雑巾で他のところを拭くと綺麗にするどころか雑巾についている汚れを移してしまうんです。

結果として掃除する前よりさらに汚くなってしまいます。

かといって少し掃除しただけで雑巾を新しいものに変えるというのは手間ですし、余計な道具が必要です。

弱い汚れから始めて強い汚れに進めば、完全に綺麗にすることはできなくても、大まかにふき取ることができ、ぞうきんなど掃除用具を最大限活用することができます。

また、洗剤などに浸けておく場合でも、強い汚れの方が長時間浸けておいた方が汚れが落ちやすくなりますよね。

弱い汚れを掃除している間に強い汚れを洗剤につけておけば、いざ取り掛かるときに楽にすませることができるんです。

弱い洗剤から強い洗剤へ

強い洗剤というのは周囲の素材を傷めてしまったり、手荒れを引き起こしてしまったりします。

そう思うと強い洗剤はあんまり使いたくありませんよね。

なので基本的には弱い洗剤を使って、どうしても落ちないところにだけ強い洗剤を使いましょう。

強い洗剤を使うのが怖くなってきました…

弱い洗剤も適切なやり方を守れば十分な効果を発揮します。
洗剤の使い方はしっかり読みましょう。

一度に全部やろうとしない

掃除をするって肉体的にも精神的にも重労働ですよね。

そんなに頑張ってぴかぴかにしても、定期的に掃除しないとだんだんと汚れてしまいます。

他の人が綺麗さを維持してくれるのなら一度に頑張ってもいいのですが、自宅などの自分で綺麗さを保たなければいけない場所では継続して掃除することが必要です。

なので一回の掃除でやる気や体力をつかいきってしまっては続けることができません。

毎日少しずつ掃除を続けたほうが、結果として綺麗な状態を保てます。

今日はリビング、今日はキッチン、と大まかに分けていくことが長続きにつながりますよ。

同じキッチンでも、今日はガスコンロ、今日は水回りと分けて片付けていくのもいいですね。

無理のない範囲でやっていけばいいってことですね。

掃除のやり方は部屋ごとに変えたほうがいいの?

基本はわかりました。でも掃除をする部屋によって具体的なやり方って違いますよね?

洗剤の使い方など細かいところは違いますが、流れは同じですよ。

掃除のやり方の考え方がわかったので、今度は具体的な流れについて確認していきましょう。

部屋ごとにわけて解説していきます。あなたの掃除する場所にあわせてイメージしてみてくださいね。

リビング、寝室、ダイニングの場合

部屋の掃除、と言われて最初に思いつくのがいつも生活する部屋の掃除だと思います。

机、いすなどの家具があるこの部屋は、掃除のやり方の基本にそって進めていきましょう。

つまり「上から下」「奥から手前」にしたがってすすめていけばいいのです。

また、リビング等のメインの汚れは日常で積もったほこりです。

ほこりは濡らしてしまうとなかなかとれなくなってしまうので乾拭きから始めましょう。

ははたきやフローリングワイパーなどでほこりをはらって、掃除機をかけて、そのあとに水拭きがおすすめです。

リビングの場合
  1. 床や机の上に散らばっているものを片付ける。
  2. 上:天井、照明器具
  3. 中・奥:カーテンレール、壁、窓
  4. 中:引き出しの上、机
  5. 下:床

この順番で掃除を進めていく。

床掃除は掃除機をかける前にフローリングワイパーでおおまかにほこりをとりましょう。

いきなり掃除機をかけるとほこりが舞い上がってしまって吸いきれないことがあるからです。

掃除機のあとに水拭きをすると細かいほこりもとれますよ。

もちろん、床掃除も部屋の奥から始めてくださいね。

「一度に全部やろうとしない」という基本もお忘れなく。

もし一日で全部こなすのが大変だったら今日は窓、明日は照明器具、という風に分けていくのもおすすめです。

掃除をしたあとはその下にあたる机や床も組み合わせるとすっきりしますよ。

キッチン、台所の場合

キッチンも他の部屋と同じようにほこりを落とすところから始めます。

しかしキッチンの特徴は「油汚れが混じっている」ということ。

拭いただけでは汚れがしっかり落ちないこともあります。

そういった油汚れにはアルカリ性の洗剤を使う効果的によごれが落とせます。

キッチンの場合
  1. 上:換気扇
  2. 中:壁、コンロ
  3. 下:シンク、床

この順番で掃除をすすめていく。

シンクは後回しにするのがキッチン掃除のポイントです。

なぜなら換気扇やコンロの五徳のつけ置き、水切りかごの洗浄などシンクで汚れものを洗う場面が多々発生するからです。

他の場所の掃除が終わってからシンクを掃除することにしましょう。

ちなみにシンクの汚れは、食器用洗剤を使ってスポンジでこすればほとんど落とせます。

水気を残しておくと菌が繁殖してしまうので最後に布巾やキッチンペーパーでふき取っておきましょう。

バスルーム、浴室、お風呂場の場合

バスルームの掃除方法
  1. 上:換気扇
  2. 中:浴槽、鏡、湯舟の蓋、洗面器などの小物類
  3. 下:床、排水管

この順番での掃除をすすめていく。

流れも掃除のやり方もキッチンとほとんど同じです。

浴槽内などの汚れている部分を洗剤をつけたスポンジでこすっていきます。

ただしキッチンの油汚れとは違いバスルームの汚れは水垢が中心です。

こういった水回りの汚れには酸性の洗剤がよく効きます。

一方黒カビには塩素系の洗剤(漂白剤の一部でプールの臭いがするものです)が使われます。

ここで注意して欲しいことは、洗剤の説明文をよく読むことです。

この酸性の洗剤と塩素系の洗剤が混ざると有害な塩素ガスが発生します。

このガスを吸ってしまうとめまいや頭痛、果てには呼吸困難や命を落としてしまうこともあります。

なので注意書きにかかれている通りに扱い、同時に使うのは絶対にやめてください。

強すぎる洗剤は危ないんですね。

弱い洗剤でも有毒な気体が発生する可能性があります。初めて使う洗剤はきちんと説明文をよみましょう。

トイレの場合

トイレ掃除の流れも「上から下」に従って考えればもうわかりますね。

トイレの掃除方法
  1. 上:天井、換気扇
  2. 中:便器、壁
  3. 下:床

この順番で掃除を進めていく。

便器の中は洗剤を使ってトイレブラシでこすっていきましょう。そのあと便座まわりを拭いていきます。

トイレ掃除で覚えてほしいのが床だけでなく壁まで掃除することです。

眼には見えなくてもトイレの壁には汚れや菌が付着しています。

壁までふくことで衛生的な環境をたもつことができ、臭いも防ぐことができます。

ペーパーホルダーやドアノブも忘れず拭いておきましょうね。

目に見えない汚れが多いからこそ定期的に掃除しておきたいですね。

玄関の場合

宅配便や友達などの来客があったとき、最初に目に入るのは玄関です。

人の目に触れてもいいように綺麗な状態を保っておきたいですね。

そんな玄関の汚れは土、砂埃や花粉、カビなどが多いです。

無理やり掃除機を使おうとすると砂利などで傷めてしまうことがあります。

水で流してもいいのですが、ほうきを使うことをおすすめします。

玄関の掃除方法
  1. 靴や傘など玄関にあるものを全てどける。
  2. 上:天井、照明器具
  3. 中:靴箱
  4. 下:床

この順番で掃除を進めていく。

まずは玄関の中、掃除したい場所から物をなくすことが肝心です。

新聞紙やチラシの上に靴をよけたり、傘立てを外にだしたりしてなんとか物がない状態を作り上げましょう。

天井や靴箱を手入れしたあとは床のほこりをはくことも忘れずに。

もし床に汚れがついていたら濡らした雑巾などで拭いてくださいね。

洗剤を使う場合、玄関の素材によってはダメージを与えてしまうことがあります。

気になる場合は目につかない隅で問題がないか試してみることをおすすめします。

カビや菌の繁殖(はんしょく)を防ぐため、水拭きしたあとはしっかり水分を拭き取っておきましょう。

これでいつ来客があっても安心してドアをあけられます。

掃除のやり方のコツを知ってできるだけ簡単にしよう

ここまで細かい掃除のやり方を見てきました。けれど大がかりな掃除はやはり大変です。

出来るだけ簡単に済ませられるように、掃除を簡単にする5つのコツをお伝えします。

  • 汚れには早めに対処する
  • 汚れの種類に合わせて使う洗剤を選ぶ
  • 適切な温度と時間を守る
  • 適宜便利な掃除グッズに頼る
  • 出来るだけ手間が省ける環境を作る

当たり前のことかもしれませんが、これらを意識するだけで掃除のやり方はかなり楽になります。

コツの考え方や内容、具体的な実践方法など順番に説明しますね。

汚れには早めに対処する

汚れがついた瞬間にはまだ付着先にも浸透しておらず、表層しか汚れていない状態です。

ですが時間が経つにつれ木目や繊維(せんい)の奥まで染み込み、乾燥してこびりついてしまいます。

なので放置すればするほど綺麗に取り去ることが難しくなってしまうんです。

でも他の対処で精一杯ですぐに対応できないときもあります…

そんなときは乾燥を防ぐ対処を行っておきましょう。

水や洗剤に浸したキッチンペーパーを汚れに重ねておくのです。

こうすることで乾燥が遅くなるだけでなくつけ置きのような効果を発揮します。

ただし、汚れの種類によってはただ汚れを広げるだけになってしまうこともあります。汚れにあわせた対処法を調べてくださいね。

汚れの種類に合わせて使う洗剤を選ぶ

汚れは大きくわけて酸性のものとアルカリ性のものがあります。

そしてこれは中和することによって簡単に落とせます。

酸性洗剤を使った方がいい汚れ

水回りの水あか、お風呂の石鹸カス、トイレの黄ばみ(尿石)など

※次亜塩素酸ナトリウムなどを含む塩素系洗剤と酸性洗剤は絶対にいっしょに使用しないでください。

アルカリ性洗剤を使った方がいい汚れ

キッチンの換気扇やコンロなどの油汚れ、おふろの菱汚れやぬめりなど

中性洗剤は頑固な汚れには対応していませんが、ほこりや手垢をとるための普段使いとして使用されます。

効き目がマイルドで肌にも比較的優しいのどんな素材にも使いやすいからです。

適切な温度と時間を守る

洗剤のつけ置き時間や温度ってなんとなくで済ませがちですが、じつは洗剤の効果をはっきするためにはとても大切なことです。

たとえば時間がたりないと奥まで成分が浸透せず、結局落ちなくなってしまいます。

長すぎるのも駄目なんですか?

はい。場合によっては短すぎるよりも悲惨なことになります。

時間が長すぎると今度はせっかく溶けた汚れが固まってしまいます。

しかもまわりの汚れと一体化してしまいますます取れなくなってしまうこともあります。

排水管でそうなってしまうと、最終的に詰まって水が流れなくなってしまいかねません。

なのでアラームやタイマーを使って時間はきっちり管理しましょう。

温度も同じで冷たすぎるとなかなか成分が染み込まず、熱すぎると土台から傷めてしまうことになります。

せっかく楽をするために洗剤を使っているのに、悪い結果を引き起こすなんて…

楽に掃除するためには指示通りのやり方を守ることが大事なんですね

洗剤を使う場合は時間や温度に気を付けることにします。

適宜便利な掃除グッズに頼る

家であるものでも掃除できるならあんまりお金を使いたくないです…

気持ちはとてもわかります。でも本当に使うなら便利グッズを買うのは悪いことではないんですよ。

お金はかかるし物を増やしてしまうのが嫌な気持ちはどうしてもありますよね。

なんとなく便利グッズを買い集めるのは結果としてただの無駄遣いになりがちです。

ですが、本当に使えるグッズは買ってもいいんです。

使うことで掃除の手間が減らせるもの、お部屋に常備できてすぐ使えるもの、おしゃれな見た目で使おうと思うだけでモチベーションがあがるものもいいですね。

掃除はやらないよりは少しでもやった方がいいのです。

面倒を避けて掃除を始められるなら便利グッズの導入をおすすめします。

ただし、準備や後片付けに手間が必要なもの、使うときにいらないひと手間が必要なもの、大がかりな収納スペースが必要なものは結局使わなくなってしまいます。

便利だからとなんでも買うのではなく、自分に必要か見極めることが必要です。

出来るだけ手間がはぶける環境を作る

掃除のやり方の最大のコツはこれ、手間がはぶける環境です。

掃除の最初に入る「物を片付ける」時間や手間をはぶくことによって気軽に掃除を始められるようになります。

浮かせる収納は掃除しやすい環境づくりの代表例です。

部屋の床につかない浮かせる収納は物をどける手間をかけずにフローリングワイパーをかけることができます。

そうなると少し手が空いたときやほこりが気になったときにささっと手をつけることができますね。

もっと簡単に始められることってないですか?

片付ける場所を決めるだけも効果がありますよ。

散らかっているものも片付ける場所さえ決まっているなら迷わず片付けられるため、そもそも散らかることが減ります。

また、「掃除準備の箱」など箱やカゴを用意して、掃除前の一時避難に使うという手もあります。

ただしその箱を使うことがずっと続くと結局物は出しっぱなしになってしまいます。

掃除が終わったらきちんと片付けて、その箱は空っぽにすることを心がけましょう。

家族が多い場合はそれぞれにカゴを用意して、各自で片付けるというのも手ですね。

それなら私にも始められそうです。

自分がやりやすいところから掃除をしやすい環境を作っていってくださいね。

まとめ

  • 掃除は上から下、奥から手前を心掛ける
  • 洗剤も汚れも弱いものから強いものへ
  • 部屋が違ってもやり方の考え方は同じ
  • 洗剤は正しいやり方で使いこなそう
  • 便利グッズをうまく使って手間が省ける環境づくり

この記事では掃除のやり方がわからないあなたへ掃除の基本とコツをお伝えしました。

基本がわかればどのお部屋の掃除をみてもわからないことなんてなくなっているはず。

わからないことが解消した次はお部屋の汚れを解消していってくださいね。

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