孫のランドセルを買うのはどっちの親!?トラブルにならない解決法!

お役立ち情報

赤ちゃんだった子供が、すっかり大きくなって、もうすぐ小学生、まだまだ小さな背中に、ランドセルを背負う姿を想像すると、感慨(かんがい)深い気持ちになります。

ランドセルの購入を考えるとき、自分たちで用意するのか?祖父母に買ってもらうべきなのか?

また、父方、母方、どっちの親に買ってもらうべきなのか?

祖父母の方から、孫の喜ぶ姿が見たくて、ランドセルの購入を申し出てくれることもあります。

しかし、孫のランドセルの購入をめぐって、トラブルになり、関係がギクシャクしてしまったケースもあるようです。

どっちの親も、孫をお祝いしてあげたいという気持ちはあるはず、出来るだけ事を荒立てずに済ましたいですよね。

孫のランドセルをどっちの親が買うのかについて、まとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

※当ブログはアフェリエイト広告を掲載しています。
※当ブログはアフェリエイト広告を掲載しています。

孫のランドセルはどっちの親が買うのが正解?

小学校の入学というのは、子育てにおいて、1つの節目(ふしめ)であり、ランドセルは、その象徴(しょうちょう)ですよね。

しかし、入学の準備品は、制服や学習机など、高額なものもたくさんあり、出費の多いイベントでもあります。

出来れば、祖父母に援助をして欲しいと、考える方も多いかもしれません。

もしくは、孫のために何かしてあげたい!という気持ちで、親御さんのほうから、ランドセルの購入を、申し出てくれることもあるでしょう。

世間では、どっちの親が、孫のランドセルを買うのが正解なのでしょうか?

結論からいうと、特にどっちの親が買うべき、ということは決まっていません。

本来であれば、子供の両親が用意するものではありますが、ランドセルにかける費用も、年々上がってきていることなどから、祖父母が購入するケースが、増えているようです。

ランドセルの購入者に関する調査では、両親が購入41%祖父母が購入55%と祖父母が購入した割合が、少し高くなっています。

そんな風潮もあってか、祖父母の方の中にも、【ランドセルは祖父母が買う】というイメージを持っている方も多くいるでしょう。

そのため、どっちの親からも、ランドセルの購入を希望され、どちらかを断らなければならなくなった、ということも、実際によくあります。

どっちの親に頼んだとしても、孫の成長を祝いたい、という意思を尊重したいですよね。

孫のランドセル問題の解決策は⁉

どちらかの両親に、孫のランドセルを購入してもらう場合も、自分たちで購入する場合も、言い方や、提案によっては、気を悪くしてしまう方もいるかもしれません。

どっちの親に買ってもらうか、選ぶ立場としても、どうにか全員が納得のいく解決策はないか、と悩んでしまいますよね。

実際、どのようにして解決したのか、3つの解決策をまとめました。

母方の両親に頼む?

データによると、母方の両親に頼む割合の方が、少しだけ多いようです。

ランドセル選びで重視するところは、子供の好きなデザインや、親から見て、機能の充実したものを選びたい、というところだと思います。

母親が取り仕切ることが多いため、意見を言いやすい母方の両親に頼むことが多いのかもしれません。

しかしデータの差は、わずかなものであることや、最終的に誰が買うのかを決めるのは、親なので、どの様に選ぶのが最適なのかを、考えたうえで決めましょう。

他の準備品を購入してもらう

どちらの親からも、申し出があった場合や、もう誰が買うのか決めてしまった場合に、後から購入を希望されたら、他の準備品を購入してもらうのを、提案してみるのも1つです。

入学準備品には、【制服・体操服・学用品・学習机】など高額なものも結構あります。

ランドセルの購入金額は、5万~6万円のものが多いようですので、だいたい同額になるようなものを検討するのが良いでしょう。

中でも、学習机は2万~7万円程度と、ランドセルの平均金額とも近いので、提案しやすいのではないでしょうか?

また、最近では、パソコンやタブレット端末での学習も浸透してきているため、そういった電子機器などを、ランドセルの代わりに購入してもらうケースもあります。

入学祝いとして援助してもらう

遠方に住んでいて、一緒に選びに行くのが、難しい場合や、どちらかの親を断ることが難しい場合もあるでしょう。

そんな時は、だいたい同じ金額を、入学祝いとして頂き、そのお金でランドセルや、そのほかの準備品を買うことを、提案してみるのはいかがでしょうか?

そうすれば、どちらの親も、残念な気持ちになることはなく、子供の好きなデザインを選ぶことも可能になりますね。

その場合は、どちらの親に対しても、孫からしっかりと、お礼を言わせるなどすると、喜んでもらえるのではないでしょうか?

いかがですか?全員が納得できる解決策は、見つかったでしょうか。

どっちの親に頼むにしても、自分たちで買うことにしたとしても、しっかりと説明をして、納得してもらうことが大切ですね。

しかし、孫のランドセルを、どっちの親が買うか決まったあとにも、トラブルになったケースもあるようです。

そうならないためにも、どのような点に注意して選べばいいのか、失敗例をもとにして、見ていきましょう。

孫のランドセル選びで失敗しないために!

誰が孫のランドセルを購入するか決まった後も、失敗してしまった例もあるようです。

一度しかない子供の晴れ姿を、残念な気持ちで迎えるなんて、考えたくないですよね。

実際にどんなことで、失敗してしまったのか、みていきましょう。

子供が気に入らなかった

ランドセルの購入を、祖父母に任せた際(さい)に、サプライズで準備したランドセルを、孫が気に入らず、失敗してしまったケースです。

祖父母としては、孫のために、いろいろと考えた結果だったと思いますが、やはり6年間使うものでもありますので、サプライズは控(ひか)えた方が良いでしょう。

あくまでも、使うのはお子様ですので、本人の意思を尊重してあげるのがベストですね。

ご両親が遠方に住んでいる場合であっても、カタログを見せて、子供があらかじめ選んだものを、購入してもらったり、買う商品が決まってから、その金額を頂くようにしましょう。

デザインや色の価値観が違う

現在は、ランドセルの色やデザインは数多くあり、お子様の好みで、自由に選べることが、当たり前ですよね。

ピンクや紫、茶色なども、人気色に選ばれています。

しかし、少し前の世代では、男の子は黒、女の子は赤、というのが普通でした。

そのため、子供が選んだ色に対して、祖父母が反対してしまい、子供の好みのものが、変えなかったという失敗談もあります。

実際に、購入の際、祖父母側の意見に逆(さか)らえず、思い通りのものが買えなかったため、返品するケースもよくあるのだそう。

その場合、後々の親子関係にも、影響してしまいそうです。

そうならないためにも、ご両親にも、現在は多種多様な色やデザインが主流であることを、しっかりと説明し、展示会などに出かける前に、カタログなどで相談をするのが良いですね。

買いたいランドセルが売り切れてしまった

ランドセルの購入時期は、年々早まっているのが現状です。

早い方だと、年中さんの夏頃には、購入を検討し始めるケースもあるようです。

まだ1年半も先の入学準備を始めるなんて、知らない方も結構多いのではないでしょうか?

しかし、ランドセル選びには、「ラン活」という言葉もあるぐらいで、人気のブランドやデザインは、早くから、予約が埋まってしまう事もあるようです。

せっかく欲しいものが決まったのに、買えないのは、凄く残念ですよね。

では、ランドセル選びは、いつ頃から始めるのが良いのでしょうか?

孫のランドセルを買う時期はいつ?

データによると、孫のランドセル購入を、検討し始めた時期でもっとも多いのは、小学校にあがる1年前の4月で15.3%、次いで、12月で12.0%です。

実際に購入した時期は、小学校にあがる1年前の5月で16.1%、次いで8月が14.5%でした。

入学の1年以上前から、検討し始める方も結構多いですね。

遅くても、夏頃までには、購入しておいた方が、良さそうです。

保護者A
保護者A

そんなに早くからランドセルを選び始めるなんて知らなかったわ。

保護者B
保護者B

買う時は何から始めればいいんだろう。

では、色やデザインにこだわりたい方が、実際にどのように、「ラン活」を進めていけば良いのか、スケジュールの一例を見ていきましょう。

12月子供の希望を聞こう

まずは、主役であるお子様の、好みや、理想のランドセルを聞きましょう。

その他にも、入学する予定の学校の校則や、ロッカーのサイズ、通学時の状況などは、この時期にリサーチしておきましょう。

1月カタログを請求しよう

お子様の希望に沿った、デザインのあるメーカーへ、カタログ請求をしましょう。

また、大手メーカーや、有名ブランドは、素材や機能性にこだわっているところも多いので、何社か取り寄せてみるといいですね。

中には生地のサンプルなどを、送ってくれる会社もあるようですよ!

祖父母に購入してもらう場合であれば、この時期に一緒にカタログを見るなどして、孫や親の希望と擦り合わせておくと良いでしょう。

3月~4月展示会に見に行こう

カタログで気に入ったデザインがあっても、実際に見てみると、少し違うことや、持った時の重さも大切ですので、購入する前に、1度見に行っておいた方が良いでしょう。

展示会によっては、予約制のところもあるため、メーカーのホームページなどで、確認しておくことをおすすめします。

実際に現物を見てから、選んだ方が、納得のいくものが選べそうですね。

後ほど、選び方のポイントも解説していきます。

5月~8月ランドセルを購入をしよう

展示会で、気に入ったものがあれば、その場で予約しておくのも良いですが、祖父母と一緒に行く場合であれば、その場で孫や親は、なかなか本音を言えない状況も想像出来ます。

子供の意思や両親の希望をしっかりと整理して、遅くても8月までには購入しましょう。

また、特にこだわりがない場合や、予算内で購入したい場合は、購入時期のピークが過ぎたあたりから、ランドセルの価格が少し下がり始めるため、6月~8月頃に買うのがおすすめです。

孫のランドセル選び方のポイントは⁉

ここ数年は、孫のランドセル選びに、熱を入れる祖父母やご家族も増えてきています。

ランドセルのメーカーも、多種多様なデザインや素材、機能性を備えたものを発売していますので、たくさんの商品の中から選ぶことになります。

ランドセルを、一緒に買いに行く祖父母の方が、孫のためにと、張り切って展示場に行ったはいいものの、どれを選べば良いのか分からないということは避けたいですよね。

そのためにも、ランドセル選びのポイントを予習して、しっかり話し合っておきましょう。

素材

まずは、素材の選び方のポイントをみていきましょう。

ランドセルに使われる素材は、人工皮革(ひかく)、牛革(ぎゅうかわ)、コードパンの3種類あり、量販店などで買う場合、一般的なのは、人工皮革です。

人工皮革は、カラーやデザインを柔軟にアレンジすることが出来るため、ランドセルの多種多様なデザインの実現に、一役買っています。

人工皮革のデメリットは、他の素材に比べ、型崩れしやすいところですが、値段も幅広く設定されており、たくさんあるデザインの中から自由に選べるのも、嬉しいポイントですね。

牛革は、重さはありますが、本革の高級感は、人工皮革には出せないポイントです。

また、耐久性も高く通気性も良いため、、少しお値段はあがりますが、6年間使うことを考えれば、牛革を選ぶメリットもありますね。

コードバンは、牛革よりも耐久性がありますが、お値段が一気に、2倍程跳(は)ね上がってしまう為、選ぶ方は少ないようです。

CHECK
  • 人工皮革…値段もお手頃でデザイン性も高いが、型崩れしやすい。
  • 牛革…耐久性があり、通気性も良いが、重さはある。
  • コードバン…牛革よりも耐久性に優れているが、値段が高い。

サイズ

ランドセルは、全部同じ大きさだと思っていましたが、現在主流となっているサイズは、2種類あります。

A4クリアファイル対応サイズ横22.5cm×縦31cm
A4フラットファイル対応サイズ横23.5cm×縦31cm

メーカーによっても、少しずつサイズが違う為、よく入れるものの大きさや、使い勝手によって、選び方も変わってきますね。

配布物などを、家に持ち帰る際には、A4クリアファイルを使うことが一般的ですが、中には、A4フラットファイルを使う学校もあるため、事前に確認しておきましょう。

分からない場合は、大きめの、A4フラットファイル対応サイズにしておいた方が安心です。

背負いやすさ

毎日背負うランドセルですので、背負いやすさは、1番のポイントになるかもしれません。

これは、お子様の体系や、体格によっても、変わってくるので、実際に背負ってみるのが1番です。

しかし、メーカーによって、こだわりポイントも違うので、事前にホームページなどでリサーチしておくと、良いでしょう。

重いものを入れた時に、背中に隙間が出来てしまうと、体に痛みがでてしまうこともあります。

肩ベルトの形状や、背中のクッションなど、工夫されているものを選ぶようにしましょう。

CHECK

背中のクッション、肩ベルトにこだわっているか。

安全性

通学途中に、事故や事件に巻き込まれるというニュースもよく見かけるため、心配ですよね。

冬になれば、帰宅時間であっても、薄暗くなってしまうこともありますので、交通事故に巻き込まれないためにも、反射材が付いているものがおすすめです。

また、防犯ブザーの付けやすさや、すぐに取り出せるか等も、確認しておきましょう。

CHECK
  • 反射材が付いているか。
  • 防犯ブザーが、取り外しやすいか。

6年間保障

いくら耐久性に優れた、ランドセルであっても、毎日使うものなので、やんちゃな男の子や、使い方によっては、壊れてしまうことも、十分考えられます。

出来れば、6年間保証が付いているものを選んでおくと、安心です。

また、無償修理の範囲には、どのようなものが対象であるかや、修理中に代替え品を用意してくれるか、などもチェックしておくと良いでしょう。

CHECK
  • 6年間保証であるか。
  • 無償修理の範囲はどのようなものか。
  • 修理中の代替え品の有無。

選び方のポイントは、価格やデザインも含め、たくさんありますが、祖父母や孫、両親の全員が納得できるランドセルが選べると良いですね。

まとめ

  • 孫のランドセルを買うのは、どっちの親かについて、特に決まりはない。
  • どちらからも申し出があった場合、他の入学準備品を買ってもらうことを検討する。
  • どっちの親にも、孫の入学祝いとして、援助してもらう方法もある。
  • ランドセルの購入は、遅くても8月頃までに済ませておく。

6年間の小学校生活の象徴ともなる、孫のランドセルを買うのは、どっちの親であっても、自分たちであっても、後悔のないようにしたいものですよね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました