布団を切るならハサミで十分!燃えるゴミに出す方法を徹底解説

お役立ち情報

いらない布団の扱いって本当に困ってしまいますよね。

置いておくだけで場所はとるし、ほこりや湿気の原因になったりダニやカビの温床になったりすることもあります。

せっかく新しい布団で気持ちよく眠れるはずなのに、古い布団が気にかかっていては、すっきり眠れません。

これはよくないと調べた結果、シンプルな解決方法がみつかりました。それは布団をハサミで切ることなんです。

布団は布や綿(わた)、羽毛などから作られています。つまり、全て燃える素材でできているということです。

ここから導き出される結論はひとつ。布団をハサミで切ることで燃えるゴミとして捨てることができるということです。

ハサミの選び方や女性でも簡単に切ることができる方法を学んで、お部屋をすっきりさせちゃいましょう。

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布団を切るため使うアイテムはハサミでいい!

私は布団を2枚重ねにして使っていた時期があります。

もともと使っていた布団が、薄かったということもあったのですが、古い布団を捨てる方法がわからなかったんですね。

避けて置いて置く場所もなかったから敷いたままにしていたんです。

かといって布団なんて大きいものをいつまでも置いておくわけにはいきません。

大きいままだとどう捨てたものか扱いに困ってしまうので、小さく分解して解決しました。

小さく分解する、といってもどんな道具を使えばいいのでしょうか。

布だから裁ちばさみかな

段ボールを切るカッターなら手元にあるな

さすがに包丁は無理かしら…

大きいから電動のこぎりでいけるんじゃないか?

新しく高いものを買うのは嫌だな

あなたのまわりにも色々な使い方ができる道具があると思います。

結論からいうと、ご家庭にありそうなものの中で一番おすすめなのは調理用のハサミです。

刃渡りが長くて、握るところがしっかりしていて、力をいれて切りやすいからです。

もちろんこの条件を満たしていれば調理用でなくても構いません。

段ボールを切る用に万能ハサミなどを持っていれば十分使えます。

逆に、紙を切るような小さい文具のハサミはおすすめできません。

刃渡りも小さく、力をいれすぎると手を痛めてしまう可能性があります。

サイズが大きいものなら裁ちばさみでもいいですね。

ただ、手持ちのハサミを痛めてしまう可能性もあるので心配な方は新しく買うことをおすすめします。

100円均一で売っている万能ハサミやキッチンハサミで問題はありません。

段ボールを切ったり、DIYに使ったりと結構使い道があるので布団を切ったあとでも無駄になりませんよ。

余談ですが、カッターや包丁は布団の分解には向いていません……

包丁は言わずもがな、カッターも繊維がひっかかって思ったようにすすまないことが多いです。

電動のこぎりだと繊維(せんい)が絡(から)まってしまい機械が壊れたりと大惨事になりかねないのでご注意ください。

怪我には気をつけて、無理せず安全第一を心がけて作業を始めましょう。

布団を切る方法とその準備

布団には掛布団や敷布団、羽毛布団など種類があります。

ものによって分厚さや布の種類もまちまちですよね。

でも、結局のところ布団は布で綿や羽毛といった中身を覆(おお)っただけのものなんです。

どの布団も切り分ける方法やコツはほとんど同じです。

「難しそう」「力があんまりない私でもできるかな……」と思ってしまったあなたも大丈夫。

きちんとコツをつかめば簡単に切ることができますよ!

布団を切る前に準備すること

まず確認しておきたいこと、それはお住まいの地域で布団はどう捨てることになっているのか、です。

布団が粗大ゴミなのか、燃えるゴミや家庭ゴミ扱いなのかは地域ごとに異なります。

今回は燃えるゴミとして捨てることが目的なのですが、これも地域によって大きさが決められていることがあります。

30cm~50cmなど地域によってばらつきがあるのでまずは適正サイズを確認しましょう。

これで小さくしすぎて余計な手間をかける、というのを防ぐことができます。

そして覚えておいて欲しいことが布団をハサミで切ると大量のほこりが出るということです。

このことを踏まえつつ布団を切るために必要なものを確認しましょう。

 

  • 布団本体
  • ハサミ
  • ゴミ袋
  • 余計なものの少ない空間(推奨)
  • マスク(なくてもOK)
  • エプロン(なくてもOK)

 

以上の6点です。布団本体・ハサミ・ゴミ袋については絶対必要ですよね。

残り3点はなくても構わないものなのですが、あると切ったあとの快適さが違います。

具体的な理由もあわせて、順番に詳しく見ていきましょう。

何度も言いますが、布団をハサミで切ると大量のほこりが出ます。

そのほこりは部屋中を舞って、やがて下に落ちてきます。

そうすると部屋中がほこりまみれになってしまうんです。

経験者として言わせてもらうと、終わってからの掃除が本当に大変なんです…

ですので作業をする部屋はできるだけ余計なものをしまった状態をおすすめします。

どうしても片付けられないという場合はビニールシート等をかぶせてさっとほこりが払える状況を作っておくといいと思います。

また、床だけでなく家具の上や積んである小物なんかにもほこりは降ってきます。

細かい装飾(そうしょく)があるものには特に気を配っておくといいです。

ちなみにフローリングでも畳(たたみ)でもほこりが積もるのは同じこと。

そしてこのほこり、細かくて床の目にも詰まって掃除機でもなかなか吸い出せないんです……

ですので作業する布団の下にはブルーシートなどのつるっとしたシートを敷いておくと掃除がとても楽になりそうです。

また、降ってくるほこりは部屋だけでなく作業をするあなたにも降ってきます。

古い布団はダニやカビが発生している可能性もあります。

そういったほこりやカビへの対策としてマスクがあると安心です。

服もほこりまみれになってしまう上になかなかとれません。

なので作業中はエプロンがあると服へのほこりを最低限に減らすことができます。

作業用のエプロンがなければ、汚してもいい服で作業しましょう。

布団を切る方法とそのコツ

先ほどもお伝えしたように、布団は布で綿や羽毛といった中身を覆っただけのものです。

逆に言えば布団は外のカバーと中の芯材(しんざい)などで素材が違うということです。

ですので布団全体を一度に切ろうとすると失敗していまいます。

布団を切るコツは外の布と中身を分けて処理することなんです。

では具体的に布団を切る方法を確認していきましょう。

まず側面のカバーを切り開いていきます。少し切って穴を空けたらそこから刃をいれて開いていく感じです。

外側の布の部分だけ切るので力をいれなくてもするする切れます。切るのは長い方でも短い方でも構いませんよ。

次に中身を出していきます。一度に全部出してしまうと集めるのが大変なので少しずつ出してはゴミ袋にいれていくようにしましょう。

また、敷布団の場合は中の綿が何層にも重なっていることがあります。

この場合、そのままではハサミで切るには硬すぎるので、手を痛めてしまう可能性があります。

あえてハサミを使わず手で引き裂いていきましょう。

層になっていても手で剥(は)がすことができます。そして薄くなった綿なら簡単にちぎれます。

あとは細かくなった綿をゴミ袋に詰めていくだけです。

中身を全部だしたら残ったカバーをゴミ袋に入るサイズに切り分けたり、折りたたんだりしていきます。

全部ゴミ袋にいれてしまえば布団の処理は完了です。

あとは部屋の掃除をして同じくゴミ袋に詰めてしまいましょう。

シートやエプロンについたほこりも忘れずに綺麗(きれい)にしましょうね。

捨てたい布団が羽毛の場合は少し気を付けてください。

布団を処理する方法は同じなのですが、羽毛が散らばってしまうとかき集めるのが非常に大変です。

少しの風でもふわふわと浮き上がってしまうからです。

羽毛布団の場合はカバーを大きく切りすぎず、中の羽毛がこぼれ過ぎないように注意してくださいね。

布団を切る以外にゴミに出す方法

さて、ここまで布団を切ることで燃えるゴミに出す方法を紹介しました。

この切ることで小さくする捨て方は地域によっては裏技のようなものです。

燃えるゴミや家庭ごみにだす他に布団を処分する方法は次の5つが考えられます。

  1. 粗大ゴミでだす
  2. 引き取り業者に頼む
  3. 寄付する
  4. 買取に出す
  5. 必要な人に譲る

ルールに従い粗大ゴミにだす

粗大ゴミとして布団を回収してくれるか、また回収方法は住んでいる地域によって様々です。

有料の場合が多いですが、自分で処理場まで持ち込めば安くなることもあります。

お住まいの地域のホームページ等で調べてみてください。

引き取り業者に依頼する

不用品回収業者に依頼して引き取ってもらうのでもちろん有料です。

けれど家で作業することがほとんどない、手間や時間がかからないといったメリットがあります。

さらに、他の用事のついでだと無料で回収してもらえることもあります。

私はなんでも屋さんに荷物の運搬をお願いしたときに、ついでだからと布団を持って帰ってもらえました。

もし他に回収を頼むものがあればいっしょに持って行ってもらえるか確認するのも一つの手ですね。

また、新しい布団を購入したときに引き取りを頼める場合もあります。購入するときにお店の方に聞いてみてください。

慈善団体へ寄付する

児童養護施設や動物愛護施設、NPO、NGOなどで布団の寄付を受け付けていることがあります。

その施設などに連絡し、先方の指示に従って寄付するという流れになります。

ただ、処分するという目的ならこの方法はあまりおすすめできません。

寄付そのものは無料ですが、施設などに送るための梱包や送料は自分で用意する必要があります。

それに布団そのものがあまりにぼろぼろだったり汚れている場合にはせっかくの寄付も歓迎されません。

正直に言うと、粗大ゴミに出す方が手間もかからず精神的にも楽だと思います。

ただ、寄付するという行為そのものは立派な行いです。

まだ綺麗な布団を捨てるのに忍びない、世の中の役に立てたいという方には選択肢になるでしょう。

リサイクルショップ等に買取にだす

質のいい布団でまだまだ綺麗な場合は買取に出すという手もあります。

お近くのリサイクルショップやネット上で買い取りを依頼することも可能です。

ですが、多くの場合は二束三文にしかならないどころか引き取りを拒否されることもあります。

買い取り業者は不用品を回収する業者ではないので商品価値がない場合は持ち込んでも受け取ってもらえないんですね。

「有名メーカーの布団だ」「まだまだ綺麗で使える」といった場合以外はあまり現実的ではないでしょう。

必要としている人に譲る

地元の情報誌やネット上の掲示板などで「もらいます・ゆずります」といった表記を見たことがあるのではないでしょうか。

そのような場を使って必要としている人に譲るという方法もあります。

不要になった品を使いたい人に譲るというのは環境にも優しいですよね。

ただし、個人と個人の取引になりますので受け渡しをどうするかといった問題や思っていたのと違うと苦情を言われるなんてこともあります。

また、取引が決まるまで手元で保管しておく必要もあります。

急いで処分したい人にはあまりおすすめできない方法です。

自分の状況にあった捨て方を選ぼう

以上が燃えるゴミ・家庭ゴミに出す以外の処分方法です。

それぞれ一長一短ですが、他者が絡(から)む以上どうしてもそれに配慮(はいりょ)した行動が求められます。

布団を切る方法をとればほとんどを自分のペースで進めることができます。また、余分にお金がかかることもありません。

マイペースに安く処分したいなら燃えるゴミに、お金をかけてもいいからさっさと処理したいなら引き取り業者に頼むのがおすすめです。

まとめ

  • 布団を切るなら大きめでしっかりしたハサミがいい
  • ハサミは100円均一のもので十分使える
  • 布団を切るときにはほこり対策があるといい
  • 布団は布と中身にわけて処理しよう
  • 布はハサミで、綿は手でちぎろう
  • 燃えるゴミに出す以外にも処分する方法はある

この記事では布団をハサミで切ることで燃えるゴミに出す方法について解説しました。

布団は自体は大きいですが、小さく分けることで扱いやすくすることができます。

布や中身と分けて考えたら力を入れずきることができるというのもわかったと思います。

布団の処分方法はいろいろありますので、ぜひご自身に適した方法を選んでくださいね。

また、ハサミを使うときには怪我に十分注意して作業してください。

不要な布団を処分して、新しい寝床で心置きなく寝ちゃいましょう。

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