食器棚を開けたとき、「なんか臭いな…」と嫌なにおいを感じることはないですか?
私もなんとなくカビのにおいに気が付きながら、食器棚の掃除を後回しにしていました。
全ての食器を出して、掃除をするなんて想像するだけでめんどくさいですよね。
しかし、掃除を後回しにすると、カビが一面に広がってしまう可能性もあります。
実は、キッチンはカビが生えやすい環境だと知っていましたか?
最悪、お気に入りの食器棚を処分しなければいけなくなるかもしれません。
食器棚のにおいが気になるあなた、カビ臭い食器棚の掃除方法やカビ防止策を知りたいですよね。
気づいたときには発生しているカビについて、原因を知ることで対策もできるでしょう。
この記事では、食器棚のカビのにおいの取り方やカビ防止の対策を紹介します。
食器棚がカビ臭いと感じている人必見!主なカビの原因
最近、「食器棚がカビ臭いような…」と不安に感じていませんか?
久しぶりにお気に入りの食器を出したら、食器棚が臭いような…
最近、食器棚がカビ臭い気がするのは気のせい?
清潔(せいけつ)に保っているつもりだけど、なんだかカビのにおいがするかしら?
キッチンにある食器棚は、きれいに洗った食器を片づけている場所ですよね。
最後に食器棚の掃除をしたのはいつか答えられますか?
一見清潔に見える食器棚、私たちが気づかない間にカビが発生している可能性があります。
ここでは、食器棚にカビが生える主な原因を簡単に説明しますね。
温度と湿度
カビが得に好む温度は20~30度、湿度(しつど)は60%以上と言われています。
実は、私たちが最も過ごしやすい環境は、カビが発生しやすい環境と同じことを知っていましたか?
つまり、私たちが快適(かいてき)に過ごしている家の中では、どこでもカビの発生する可能性があるのです。
お祝い事や行事だけに使う食器や、ギフトで貰ったけど使わずにしまったままの食器など…
どの家庭にも、いくつかは使っていない食器がありますよね。
私は旅行先でよく食器を購入するのですが、その多くが食器棚で眠っている状態です。
普段使う機会が少ない食器がある場合、閉めっぱなしの食器棚の中には湿気(しっけ)がこもります。
食器を拭き終わったら、大体乾いたなと思い、十分に乾燥しないまま片づけてしまっていませんか。
私は食器がキッチンに置きっぱなしなのが嫌なので、今までは洗ったらすぐに片づけていました。
少しくらい水分が残っていても気にしていなかったのです。しかしそれは、間違いだったのです。
食器に残った水分は湿気の原因となり、カビが発生する原因になります。
大切に保管している間にカビが発生するなんて、ショックですよね。
食べかすやホコリなどの汚れ
食器に残った目に見えない食べかすや食器棚のホコリもカビの原因になります。
わずかな量の食べかすもカビにとっては十分な栄養になってしまうのです。
また、カビはチリやホコリも栄養源にしていることを知っていましたか?
ホコリに湿気が溜まることがカビの原因の一つになります。
頻繁(ひんぱん)に開けることのない食器棚には、気が付かない間にホコリが溜まっているかもしれませんね。
来客があるときに、普段は使用していない素敵な食器でおもてなしをしようと思うことありませんか?
私も来客の際、久しぶりにお気に入りの食器を使おうかなと思い、食器を出そうとしたら…
なんとなく感じるカビの臭いとホコリが溜まっていることにショックを受けました。
閉めっぱなしにしていても、どこからかホコリはやってくるのですね。
ふと不安になったあなた、すぐにでも食器棚のチェックをしてみてはいかがでしょうか。
食器棚のカビ対策!掃除でにおいを取る方法
まずは、食器棚から全ての食器を出して掃除の準備をしましょう。
食器を全て出したら、食器棚のホコリを取り除きます。想像以上にホコリが溜まっているかもしれませんね。
念のため、マスクやゴム手袋で体を保護すると安心です。
窓を開けて、換気をしたら準備OKなので、ここからは掃除の仕方について説明します。
アルコール除菌スプレーを使う
カビの掃除に使うものは?と聞かれて、何を思い浮かべますか?
お風呂や洗面所などの水回りのカビ掃除に大活躍のカビキラーを思い浮かべますよね。
もちろん、塩素系漂白剤は食器棚のカビにも効果がありますが、使用後に水拭きが必要になります。
また、食器棚の多くは耐水性(たいすいせい)が高くなく、塩素系漂白剤を使う場合は水で薄(うす)めなければいけません。
すでに食器棚から食器を出す作業で疲れているので、この手順で掃除をするのは手間に感じますよね。
そこで、おすすめなのがアルコール除菌スプレーで掃除をすることです。
乾いたぞうきんやティッシュペーパーにアルコール除菌スプレーを含(ふく)ませて、拭きましょう。
直接スプレーをすることで、カビ胞子が舞い上がってしまい、カビ菌が広がる恐(おそ)れがあります。
カビの発生場所だけではなく、食器棚全体を拭きとることで目に見えないカビ菌も除去しましょう。
最後に拭き終わったら、食器棚全体を完全に乾かして完了になります。
アルコールで拭き終わった後の数時間は、食器棚を開けたままにして換気したほうが良いです。
ちなみに、アルコール除菌スプレーの代わりに消毒用エタノールを利用しても問題ありません。
ここでは、除菌、消毒、抗菌と広く活躍するアルコール除菌スプレー「パストリーゼ」を紹介します。
直接口にする食器を保管する食器棚の掃除には安心できるものを使いたいですよね。
こちらは、食べ物にも使用できる安全な成分でできているので食器棚の掃除にも安心して使えます。
黒カビは紙やすりで除去する
目で見えないカビや白カビは、アルコール除菌スプレーで除去することができます。
しかし、目に見える黒カビはどうしたら良いの?と疑問に思いますよね。
黒カビなど、目視できる色素があるカビの色は、アルコール除菌スプレーでは落ちないのです。
黒カビ除去の方法は、まず目視できないカビと同様にアルコール除菌スプレーで掃除をします。
食器棚を完全に乾かした状態で、紙やすりを使って黒カビを削(けず)りましょう。
いっきに削りたくなりますが、カビの気になる箇所(かしょ)を少しずつ削るのがコツです。
食器棚によっては、削った表面がでこぼこしてしまったり、色が剥(は)げたりする可能性があります。
黒カビを除去するメリットだけではなく、デメリットもしっかりと理解して試してみてください。
あまりにも黒カビが酷(ひど)い場合は、カビ取りの専門業者に依頼した方が良いでしょう。
食器棚のカビの防止策3選
気になる食器棚のカビの掃除をした後は、カビを防止する方法も気になりますよね。
再びカビが食器棚に発生しないように、カビの防止策3選を紹介します。
まずは、定期的に食器棚の換気と掃除が重要なので、1ヵ月に1度、掃除をすることが望ましいです。
しかし、仕事や家事に追われながら、大がかりな食器棚の掃除をすることは難しいですよね。
せっかくの週末に食器棚の掃除をするなんてもったいないと思ってしまいませんか?
食器を全て出しての掃除は、年末の大掃除や湿気が溜まりやすい梅雨の季節だけ行っても良いです。
定期的な掃除は換気やホコリのチェックなど、できることから意識しましょう。
100円ショップやホームセンターに売ってある除湿シートを活用するのも良いですね。
また、食器は完全に乾燥した状態で片づける癖付(くせづ)けをしましょう。
私も食器棚のカビについて調べてから、食器はしっかり乾かしてから片づけるようにしています。
少し面倒ですが、カビが発生するより良いですよね。
一滴でも水が残っているとすぐに湿気が溜まるので、カビが発生する可能性が高まります。
食器棚いっぱいに食器を詰め込んで空気の流れが悪くなるとういうことは、換気が悪い状態です。
使っていない食器を思い切って処分すると食器棚がすっきりしますよね。
食器と食器の間には数センチの隙間を空けることが良いので、この機会に整理整頓してみては?
今回紹介した防止策を実践して、カビ臭い食器棚とさよならして気持ち良い毎日を送りましょう!
まとめ
- 温度は20~30度、湿度は60%以上がカビの発生しやすい環境である
- 目に見えない食べかすの残りやホコリもカビのエサになる
- 食器棚がカビ臭いときは、アルコール除菌スプレーで掃除をする
- カビ臭い食器棚にならないよう予防するには定期的な掃除と換気が必要である
私たちが快適に生活している環境で、気が付かない間にカビも発生していると思うと怖いですよね。
アルコール除菌スプレーで食器棚を掃除したら、定期的な掃除や換気を習慣づけると良いでしょう。
この記事が、カビ臭い食器棚の掃除に悩んでた方の役に立ったら嬉しいです。
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