パキラは観葉植物の中で初心者でも育てやすく、風水的にも縁起の良い観葉植物とされており、インテリアグリーンや贈り物に人気の観葉植物です。
みずみずしく力強い葉が、特徴のパキラは育てやすいと言われてます。
しかしパキラは、水やりをどれくらいすればいいのか知識がないと、枯らしてしまう恐れがあります。
私は、水やりをどれくらいすればいいのか知らなかったので、パキラを枯らせてしまい悲しい思いをしたことがあるのです。
あなたは、根腐(ねぐさ)れや葉水(はみず)を知っていますか?
パキラの正しい水やりがどれくらいの頻度で必要か、根腐れや葉水についても一緒にご紹介していきます!
パキラの水やりはどれくらい?根腐れの原因は?
パキラの水やりの頻度(ひんど)や量はどれくらいかのコツはとっても簡単!
土がしっかりと乾燥してるのを確認してから水やりをするといいでしょう。
パキラの土の表面がしっかり乾いたタイミングで、量はどれくらいかというと鉢の底に水が流れ出てくる程度で水やりを行うのがポイントです。
パキラを枯らす原因
パキラを枯らしてしまう原因の第一位は根腐れです。
私がパキラを枯らせてしまった原因も“根腐れ”でした。
根腐れとは、土が乾燥していない状態で水やりをすることで、常に土が湿っていて根が呼吸できずに窒息してしまうのが原因で起きる現象です。
私は、毎日せっせと愛情かけてパキラに水やりをすれば、いつまでも光沢のある力強い葉をスクスクと成長させてあげれると勘違いしていたのです。
根腐れをしてしまうとなかなか元には戻りません。
私は根腐れという言葉すら知らなかったので、土が乾燥しているかの確認もせず、受け皿の水もそのままで水やりをかなりの頻度で行っていました。
パキラを枯らしてしまった、当時の私は全く知識がなく「水は十分にあげているのに、なんで元気がなくなっていくんだろう?」と不思議に思っていたのです。
パキラを窒息させていたなんて、あの頃のパキラに申し訳ない気持ちです。
根腐れしたパキラを復活させることはできる
大切にしていたのに、根腐れで枯れてしまった。また元気になる方法はないのか?
完全に根腐れしてしまったものは難しいですが、方法はあります!
根腐れをしてしまったら、まずはパキラを根っこごと掘り起こしましょう。
黒ずんだ根っこが腐っているところなので、カットして下さい。
そして、新しく土を入れ替え、再度植えてあげて下さい。
栄養剤などを用(もち)いると、なおいいでしょう。
根腐れは初期に発見できれば、まだ対応できるのが嬉しいですね。
手遅れになる前に掘り起こして根腐れの確認をしてあげて下さい。
私は、葉が枯れても水やりを続けてしまったので、植え替える余地もないほど、根腐れをさせてしまいました。
おかしいなと思った時に、すぐ調べれば良かったと後悔してます。
受け皿の水は捨てる
受け皿にたまった水は捨てましょう。受け皿に水が溜まったままも良くありません。
受け皿に水が溜まったままだと、余分な水が排出されず常に土が湿ったままになり根腐れを起こす原因になります。
パキラに水やりをした後、受け皿も確認して水が溜まっていたらすぐに捨てるように心がけましょう。
水やり後に忘れがちなのが、受け皿の水を捨てることです。
ついつい面倒になって自然乾燥を待ってしまいますが、必ずすぐに捨てるクセをつけましょう。
私は観葉植物を育てることが初心者だった頃、インテリアグリーンが欲しくて、育てやすいと聞いたパキラを部屋に置きました。
部屋に観葉植物があると、気持ちがよく眺(なが)めるだけで癒(いや)されますよね。
しかし、パキラの水やりはどれくらいが適しているかも考えずにいたせいで、大切にしていたパキラを枯らしてしまったのです。
葉のハリや弾力が日に日になくなり、ついには枯れてしまいました。
大切にしてた分、とてもショックが大きかったです。
パキラの水やりの頻度は?季節で変わる水やりの頻度
パキラの水やりは1年中ずっと同じ頻度、同じ量ではありません。季節によって変わります。
冬の水やり頻度:1週間に1回
パキラの水やりのしすぎに注意して下さい。冬は週に1度程度でいいです。
寒いこの時期は、パキラも休眠期なので水の吸収が遅く鉢の土の中が湿ったままのことが多いです。
土が湿っている場合は、乾燥するまでさらに待ちましょう。
根腐れになりやすい時期
根腐れを発症するのは冬場が最も多いそうです。
私がパキラを枯らしたのも、まさに寒い冬の時期でした。
土は湿ったままでも毎日水やりをした結果です。
冬はパキラの水やりを我慢して、土が乾燥するのを待つことを頑張りましょう!
春から夏の水やり頻度:1週間に2〜3回
パキラがスクスク育つこの生育期は水をたくさん吸収します。
気温も高いことが多く、土が乾燥しやすい時期なので、1年の中で最も水やりの頻度が多く必要です。
土の乾燥に気づいたら水やりをするようにしましょう。
春から夏は土がよく乾くので、週に2〜3回は水やりしましょう。
私のパキラは日当たりの良い所に置いていたので、毎日土は乾いていたのでしょう。
間違っていた毎日の水やりでも、春から夏にかけてはグングン成長してくれてました。
梅雨の水やりは気をつけて
梅雨時期は湿気も多いので、土が乾燥しているかを確認してから水やりをしないと、枯れる原因になります。
土が乾燥しているかを観察して水やりをして下さい。
秋の水やり頻度:5日に1回
秋は意識して水やりを減らし、5日に1度の間隔で水やりするといいでしょう。
空気が冷たくなる秋は、パキラも成長のスピードがゆっくりになるので、水やりの頻度も減らした方がいいですね。
夏の間隔のまま水やりをしていたら、土は乾きませんので、意識して水やりの回数を減らしましょう。
夏の水やり頻度から減らさないとパキラを枯らしてしまいます。
ここで私は失敗しました。春から夏にかけて成長するパキラが可愛いくて、「もっともっと大きくな〜れ♪」と夏と変わらず毎日、水を与えていました。
力強い葉っぱが弱り、ふにゃふにゃになり始めたのは秋でした。
栄養剤も与えましたが、意味がなかったです。1番大切な土の乾燥を意識してなかったことを後悔してます。
パキラの葉っぱに霧吹きで葉水しよう!
季節に合わせてきちんとパキラの水やりしているのに葉に元気がない、しおれてきた。
土はまだ湿っているけどもう少し水やりするべきか?と感じたら、葉水をしましょう!
葉っぱがエアコンの風などで乾燥してしまい、葉に水分が不足している場合があります。
そんな時は、パキラの葉に葉水をしてみて下さい。
葉水とは?
葉水とは、霧吹きやスプレーを使って葉っぱの裏表に水を吹きかけて水分を与えることです。
エアコンで人間も肌が乾燥するのと同じで、葉っぱも乾燥します。
肌にミストで保湿するように、霧吹きで優しく水分補給をしてあげたいですね。
葉水で乾燥がちの葉がイキイキとします。
そんな葉水もあげすぎは注意が必要です。
スプレーや霧吹きで軽くシュッとして下さい。
葉水の仕方のコツ
葉水の仕方は、霧吹きなどで葉の表面や裏に水を吹きかけます。
水が滴(したた)るくらい吹きかける必要はなく、葉の表面が軽く湿るくらいでいいのです。
さらに、葉水をしたら柔らかい布などで、優しく葉の表面を拭いてあげるのもポイントです。
葉についた埃(ほこり)などのお掃除にもなり、ますます綺麗(きれい)なパキラになるのでおすすめです。
葉水を知らなかった頃、植物は根元にさえ水やりをすればいいものだと思っていました。
葉の表面にも水分が必要なんだと驚きました。
まとめ
- 水やりの前に“土が乾燥しているか”を確認して水やりすることが最も大切です。
- 季節毎に水やりの頻度を変えましょう。
- 水やりをしすぎない。
- パキラを枯らす主な原因は根腐れ。
- 葉水をして葉っぱにも水分補給をする。
パキラを始め他の植物も生きていて呼吸をしていて、人の体調や体温が日々変わるように植物にも変化があるのです。
パキラは季節によってどれくらいの頻度で水やりをすればいいのか分かりました。
パキラを枯らしてしまわないためにも、正しい知識をもとによく観察してみてください。
私はその後、新しくパキラを育ていますがスクスクと元気に成長してます♪
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